歯の治療により脳心血管病のリスクを下がる可能性

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

東京医科歯科大学は、歯の治療により脳心血管病や感染症のリスクを下がる可能性があると発表しました。

 

人工透析患者さんで、歯科医院を受診している人と、未受診の人などを比べた研究になります。

歯科治療を受けている方は、脳心血管疾患や感染症の発生リスクが低いことが明らかになったとのことです。

 

英オンライン総合学術誌Scientific Reportsに掲載されました。

https://www.nature.com/articles/s41598-024-62735-3

 

約1万人の透析患者を歯科治療を受けている、受けていないで分けました。

50パーセント以上が歯科受診なし、20パーセントが歯科治療を受けている、23パーセントが予防的な歯科治療、ケアをしているという割合でした。

その中で予防的な歯科治療、ケアを行っている人達は、脳血管障害 (脳梗塞、くも膜下出血などの脳の血管が破れたり、つまったりする病気)や感染症の発症率が低いという結果になりました。

適切な歯科治療によって、透析患者の致命的な合併症である脳血管障害と感染症のリスクを減らすのに有益である可能性があることを示唆されました。

 

透析を受けていない方でも、歯科治療は健康に寄与しますので、是非お口の中から体の健康を保ちましょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらからどうぞ
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歯みがきで仕事がはかどる?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

杏林大学の古賀良彦名誉教授は、歯みがきをすることで副交感神経が優位になり、精神状態が安定すると話しています。

ー引用ー

杏林大学の古賀良彦名誉教授は「ブラッシングを行うことで副交感神経が優位になり、良い安静状態が得られた」と分析。単に落ち着いているだけだったり、ぐっすり眠ったりといった意味でのリラックスではなく、前向きな心理状態への変化が見られたことを評価する。その上で「まさに心身のリフレッシュ感がもたらされ、頭の回転も良くなった」と話す。

ー引用ー 歯磨きで仕事はかどる?~自律神経に作用、気持ち前向きに~

https://medical.jiji.com/topics/3499

 

歯ブラシの歯肉への刺激なども関係があるようで、昼の歯磨きで午前中のストレスを解消し、午後の仕事の効率アップができるという話もありました。

歯みがきができないと、歯がぬるぬるした感じがしてすっきりしないと思います。

お風呂に入ってすっきりするのと同様に、精神的にも非常にいい効果があると思われます。

歯の痛みが出ると仕事どころではないかと思います。

むし歯や歯周病を防ぎ、健康な生活を送れるようにしましょう。

 

私も大学病院や個人の歯科医院に勤めたりしてきましたが、どの職場もスタッフは昼の歯磨きをしておりました。

もちろん今も昼に歯磨きをしています。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

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乳児の歯科医院への通院はいつから始める?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

先日、副院長がドクターズファイルさんにインタビューを受け、その記事が完成しましたので、ご紹介させていただきます。

乳児の歯科医院への通院はいつから始める?

https://doctorsfile.jp/h/113232/mt/2/

赤ちゃんを授かったとわかった時には、名前を考えたりベビー用品を購入したりと、忙しくも幸せな時間を家族と過ごす女性は多いだろう。それに加えてやっておきたいことの一つに歯科でのマタニティー検診がある。「妊娠中は女性ホルモンが増えるので、歯周病になりやすい時期でもあります」と教えてくれたのは、「おおた歯科クリニック」副院長の太田真希先生。児童心理学やカウンセリングなどを学び、同院でも小児やマタニティーの診療を担当している。2児の母でもある真希先生は、初めての母子歯科デビューのママからも、先輩ママとして頼れる歯科医師だ。優しい声かけと笑顔を常に心がける真希先生に、妊婦と赤ちゃんの歯科診療について話を聞いた。

(取材日2024年1月18日)

 

出産前の時間がある時に、できるだけきれいな口腔状態にしておくことは赤ちゃんの健康にとっても大事になる

 

赤ちゃんの歯科医院デビューはいつ頃が良いのでしょうか?

赤ちゃんが生まれたら、乳歯が生え始める6ヵ月ぐらいから受診していただき、フッ素塗布やブラッシング指導などを受けていただけます。ただお勧めなのは、お母さんの妊娠中、赤ちゃんがマイナス1歳の時からマタニティー検診に来ていただくこと。お母さんのお口の中をきれいにして歯周病予防をめざすことで、早産の予防にもつながるといわれています。歯周病の細菌が多い人は、早産になりやすいというデータがありますから、時間のある時に歯周病を治療し、より清潔にしておくことが大切。またお母さんのお口の中に歯周病の細菌が多いと、赤ちゃんに食事を口移しで与えたり、食器を共有することで赤ちゃんも菌に感染しやすくなる恐れがあります。

 

具体的には、最初はどのようなことをするのですか?

赤ちゃんには、歯ブラシで落としきれない汚れを専用の機器でクリーニングし、フッ素塗布をします。お母さんには、歯ブラシの当て方などの指導と、家庭でできる虫歯予防法をお伝えします。授乳の仕方や、歯磨き粉の選び方、仕上磨きのポイント、だらだら食べなど注意すべき習慣などもお伝えしますよ。歯磨き粉は、小さいうちは使っていない人が多いのですが、フッ素が入っているものなら予防効果も高いことが望めるので、使ったほうが良いでしょう。意外かもしれませんが、乳児用の歯磨き粉は飲み込んでも問題ない成分でできています。奥歯については、乳歯や6歳臼歯が生えた時に、シーラントという溝を埋めるための処置をすることがお勧めです。

 

妊婦さんに歯周病があった場合、妊娠中の治療はできるのですか?

安定期に入っていれば、よほどの理由がない限り通常と同じような診療を受けていただけます。健康な方であれば、麻酔も抜歯も可能ですし、痛み止めなども使用できるものがありますので、ご安心ください。心配であれば、産婦人科の主治医とも連携して診療内容を考えますので、相談していただければと思います。また、出産後は、どうしてもお母さんはご自身のことを後回しにしがちです。育児に忙しい中で歯のトラブルで大変な思いをしないためにも、妊娠期間を上手に活用しましょう。大垣市でも妊婦さん対象でマタニティー歯科健康診査の助成を行っているので、こういった自治体のサービスを利用するのもきっかけになるかと思います。

 

妊婦の歯科検診を受ける時期と、検診の内容を教えてください。

妊娠初期の3ヵ月ぐらいからの安定期に受けていただくと良いでしょう。妊娠中は女性ホルモンが増えるので、歯周病の細菌も増えやすい時期でもあります。歯茎の出血や腫れが出やすいので、通常の時以上に気をつけてほしいですね。大垣市のマタニティー歯科健康診査の内容は、虫歯と噛み合わせのチェックをはじめ、歯肉の状態や顎関節、粘膜の異常を視診し、検査結果に基づく保健指導をします。その後も3ヵ月に1度は定期的な検診で、トラブルの有無のチェックや歯石、着色の除去をしてもらうのが理想です。

 

お子さんの治療で心がけていることはありますか?

治療が必要な場合でも、嫌がっているお子さんを押さえつけて無理に治療を進めることはありません。当院では、まず診療に慣れてもらうことを最優先しています。例えば、診療で用いる器具が怖いのであれば、実際に触れてもらって、どんな形状なのかを知ってもらいます。話をする際、お子さんと目線を合わせることや優しい声かけも意識しています。児童心理学やカウンセリングで学んだことを生かしつつお子さんの気持ちに寄り添って、信頼関係を築きたいですね。また、最近のお子さんは顎が小さくて、歯並びが悪くなるお子さんも多いので、将来的に気になることがあれば、乳歯の段階からお伝えして、矯正についてのアドバイスもさせていただきます。

 

ドクターからのメッセージ

太田 真希副院長

何もない時に歯科医院に赤ちゃんを連れて来るのは大変だと思いますが、お子さんは、一度でも治療で嫌な思いをしてしまうとトラウマになってしまうので、できれば虫歯のないうちに予防に通っていただければと思います。乳児の頃から定期的に歯科医院に通っているお子さんは、歯科医院に抵抗がないので診療もスムーズに進むでしょう。入って来た時から大泣きしていたお子さんも、定期的に通院するうちに「歯医者さんに行くのが楽しい」と言ってくれることもあります。私自身も子育て中は困ったこともたくさん経験してきたので、歯磨きを嫌がるお子さんの対処や離乳食の与え方など、いろいろな悩みについても、一緒に考えていきましょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

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むし歯にならない人はいるの?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

歯みがきをしていても、できてしまうむし歯…

むし歯にならない人はいるのでしょうか?

 

いないことはありませんが、かなり少ないです。

むし歯の経験者は、35歳以上の方では98パーセントを超えます。

 

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日本人の永久歯のむし歯は、5歳~35歳未満では概ね減少傾向です。一方、35歳以上になると罹患率は高まり、むし歯の経験者は98%を超えています。特に、むし歯の増加傾向が顕著なのは65歳以上の高齢者です。

引用 歯の学校

https://www.jda.or.jp/hanogakko/vol74/keyperson.html

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このデータは、厚生労働省の歯科疾患実態調査に基づいたデータになります。

予防の意識が高まり、お子さんをむし歯になる前から歯科医院へ連れてきてくださる親御さんも増えてきました。

また、学校でフッ化物洗口法を行っていたり、むし歯に対する授業なども増えてきています。そのため、昔に比べるとお子さんのむし歯は減少傾向にあります。

 

しかし、中年のむし歯罹患率の高さは、問題となっています。仕事の忙しさなどで自身の体へ気を遣う時間が持てないことも原因の一つです。

仕事が忙しく治療の中断、痛くなり歯科医院へ飛び込み、再度中断…となりより治療回数が増え、歯も失ってしまいます。

 

65歳以上のむし歯の増加は、根面う蝕が原因です。歯周病により歯肉が下がり、歯の根元が露出してしまいます。

歯の根元はむし歯になりやすいため、65歳以上の方にむし歯が増えているという結果が出ています。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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テレビで取り上げられた感染の窓について

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

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2024年5月28日の「カズレーザーと学ぶ。」というテレビ番組で「2歳半までに虫歯の原因菌(ミュータンスレンサ球菌)に感染しなければ生涯虫歯にならない」という話がありました。

この放送と日本口腔衛生学会の声明に矛盾があり、指摘されていました。

 

放送は、「虫歯&口臭改善SP」というテーマで、1歳半から2歳半の感染の窓と呼ばれる時期にミュータンスレンサ球菌に感染しなければ生涯虫歯にならないとの説明がありました。

しかしながらmミュータンス菌の感染を防ぐのは、至難の業であり、多くの人はむし歯と一生戦っていかなければならないと説明がありました。

 

日本口腔衛生学会は、親子の食器の共有を避けることがむし歯予防になるということの科学的根拠は必ずしも強くないと声明を出しています。

その時の声明については下記の記事で紹介しております。

親と乳幼児との食器共有は〇?×?

https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20230910-062205.html

 

1歳半前に親の口腔内細菌の感染が確認されている研究もあります。

日本口腔衛生学会は、ミュータンスレンサ球菌以外の細菌もむし歯リスクになることなども説明しています。

 

 

日本テレビのマーケティングコミュニケーション部は、年齢に区切りが強調されすぎていたかもしれないと話しているそうです。

科学的な事実は、時代とともに変化していくということを意識しておくとよいでしょう。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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自覚症状がない歯ぎしり?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

みなさんは、歯ぎしりをしていますか?多くの方が自分はしていないというと思います。

人から言われて、初めて歯ぎしりを自覚した、そういえば顎が痛いな…と思ったという方も多いと思います。

20~40代の方の30パーセント程度が歯ぎしりをしているというデータもありました。

 

歯ぎしりは大人だけでなく、子どももします。

歯ぎしりによって歯が削れて、冷たいものが凍みたり、削れた部分で食事をすると痛みを感じることがあります。

むし歯でもないのに、歯が痛い。そういった場合は、歯周病や知覚過敏以外にも、歯ぎしりも疑ってみましょう。

 

歯科医師が診ると、歯のすり減り具合や顎の骨のふくらみなどで一目瞭然です。

歯ぎしりや食いしばりを歯科医師から指摘された場合は、私は歯ぎしりしていない!と思わず、歯ぎしりをしているかもと思っていただき、そちらに対する治療もしていかれると安心です。

 

歯ぎしりは、ギリギリと音を鳴らして長時間しているイメージかもしれません。

しかし、ギリギリと上下の歯をすり合わせるグライディング以外にも歯ぎしりのタイプはあります。

クレンチングをいう上下の歯をグッとくいしばるタイプ、タッピングといってカチカチ上下の歯をぶつけるタイプもあります。

 

私もかかわった論文ですが、2016年のもので様々な種類を含めた歯ぎしりの中で一番多かったものは、0.75秒以内のものという結果がでありました。

睡眠時ブラキシズムの発現特性-咬筋筋電図と心拍数による観察-
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/5040

一瞬力がかかるものが一番多く、ギリギリと長時間歯ぎしりをする回数は少ないです。

ギリギリとしている歯ぎしりの自覚がある方は、実はそれ以上に短い歯ぎしりをたくさんしています。

 

あまり自覚症状はないですが、歯や顎に悪影響を与えてしまう歯ぎしり。

治療に関しては、マウスピースなど簡単なものが多いため、一度歯科医院にて相談されると安心です。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

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治療しても元通りにはならない?

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ネット上で歯周病治療の体験記を拝見しました。

今まで歯医者で歯周病治療の話をされるも他人事で、歯を失い入れ歯なども高齢者のものだろうという考えのまま53歳になり、歯周病が悪化してしまった方の記事です。

 

歯周病は、人類が最も罹患(病気にかかっていること)していると言われているにもかかわらず、正しい知識が広まっていない病気です。

 

出血や痛みがないから歯周病ではない。

腫れた歯ぐきが落ち着いたから、歯周病は治った。

しっかり歯磨きをしているから、歯周病ではない。

歯医者に通えば歯周病は完治する。

 

これらは誤りです。

 

歯周病は、サイレントディジーズと呼ばれ痛みがなく進行していきます。

急性症状の腫れや痛みがひいても治っているわけではなく、歯肉は下がり続けます。

正しい歯みがきが非常に大事ですが、歯みがきだけでは防ぐことはできません。

歯周病の治療で歯肉の改善はします。

しかし歯周病が進行していると、治療回数と期間がかかります。また歯周病が進行し重度の歯周病になると、治療しても治りきらず抜かないといけなくなることもあります。またその歯を抜かずに無理に残すと、隣りの歯が悪くなりグラグラと揺れてきてしまいます。

 

冒頭の歯周病治療の方も同様の話を歯医者で聞いて驚いていたようです。

引用~~~~~~~~~~~

「一度ダメになった歯茎は、二度と復活することがないんです」

歯科衛生士にそう言われて、大きな衝撃を受けた。なぜ、今までそんな重要なことを教えてくれなかったのか。もしかしたら教えてくれていたかもしれないが、歯の治療に興味がなかったので、右耳から左耳に抜けていたのだろう。

『歯科医院=歯を治してくれるところ』という認識だったので、歯周病も風邪や骨折と同じように、治療すれば完治するものだと思っていた。歯石を除去すれば歯茎の痛みがなくなっていたので、私自身は「治った」ものだと理解していた。

引用~~~~~~~~~~~

「痛くなったら歯医者に行く」 のは昔の話…50代からでも遅くはない「真剣な歯磨き」のススメ
https://gendai.media/articles/-/129047?imp=0

 

治療し、痛みがなくなっても元通りになるわけではありません。(治療により腫れや出血を引かせることは可能ですし、改善はします。)

下がってしまった歯肉がすぐ元の位置に戻ることは難しく、患者さんの感覚と実際の歯周病治療には大きな差があります。

 

また、歯科医院で先生と歯科衛生士さんが健診、歯周病治療のメンテナンスの話、ブラッシングの説明をするのはこういったことからです。何度も聞いているのになぁと思われるかもしれません。

実際に歯が悪くなってから、先生や歯科衛生士さんの言っていた通りでした。治療をしておけばよかったという方は非常にたくさんみえます。

歯周病が悪化する前にぜひ治療を進めていただけると安心です。

 

 

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歯周病が大腸がんに関係?国内外で相次ぐ研究報告

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

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歯周病菌の一つ「フソバクテリウム・ヌクレアタム」嫌気性細菌が大腸がんに関係していると言われ始めています。

日本人で一番多いがんである大腸がん。その発生や悪化に関係していると報告が相次いでいます。

現段階では、歯周病治療が大腸がんを抑制するとまでは言い切れないようですが、歯周病は様々な病気に関与しています。

糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、骨粗しょう症などの病気の関連があり、歯周病がそれらの病気を悪化させてしまうこと、または歯周病治療がこれらの病気の悪化を防ぐことなどがわかっています。

また早産や流産とも関連があり、妊婦さんはより注意が必要です。

 

今後研究が進むと、大腸がんと歯周病の関係もより明らかになってくるかもしれません。

歯周病と様々な病気は、当院のホームページでも説明をしております。

歯周病の治療でこれらの病気の予防もできるので、是非歯周病治療をしましょう。歯周病は自覚症状がないのが特徴であり、人類が一番かかっている病気と言われています。

今現在、自覚症状がない方も歯周病になっている可能性は非常に高いです。歯科医院のお口の状態をチェックしましょう。

 

糖尿病 血液中の血糖値が病的に高まる病気で、さまざまな合併症をひき起こすことがあります
歯周病と糖尿病には互いの治療効果を妨げ合う関係があります
誤嚥性肺炎 お年の方に多い病気で、肺炎の原因菌が唾液や飲食物と一緒に誤って肺に入ってしまった(誤嚥)ことによって起きます
細菌性心内膜炎
(感染性心内膜炎)
血管に進入した細菌が体内を巡り心臓内の弁や心内膜、心筋に感染して起こる心疾患
虚血性心疾患
(心筋梗塞・狭心症)
血液中の細菌が原因となって、心臓の冠状動脈が障害を受け損傷し血栓が形成されることがあります
これによって血流が滞り起こる心筋梗塞や狭心症
内臓疾患 血管に進入した細菌が体内を巡り腎臓や肝臓に感染して起こる疾患 糖尿病との合併症が懸念されます
早産や低体重児出産 歯周病の時に起こる免疫反応によって早産が誘発されることがあります

歯周病治療について
https://www.ohta-dc.net/24_perio/

 

 

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花粉症から歯の痛み!?

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花粉症の方は鼻水と目のかゆみで辛い時期かと思います。

その花粉症、蓄膿などから歯が痛く感じることがあります。なぜ、鼻の症状から歯が痛くなってしまうのでしょう?

原因は、副鼻腔の一つである、鼻の横の上顎洞(じょうがくどう)という骨の中の空洞です。

鼻づまりなどが原因で上顎洞炎を起こすことがあり、結果として歯が痛く感じることがあります。

この特徴として、場所は上顎洞に近い奥歯に痛みが出ることが多いです。また上顎洞は、その名の通り上顎にあります。そのため、下の歯の痛みの原因にあることはありません。

以前歯医者に検診にいったけどむし歯もないと言われた。でも昨日から上顎の歯が痛いし、鼻詰まりもある…という時は、上顎洞炎を疑ってもいいかもしれません。

検診時には鼻の炎症がなければ、レントゲンなどにも異常は写らないため、痛みがある場合は歯科医院を受診しましょう。

 

また、歯が原因で上顎洞炎を起こしてしまうこともあります。

上顎の奥歯(第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯あたり)が原因となることが多いです。

このあたりの歯の根は、上顎洞と近いことが多いです。

そのためむし歯が大きくなったり、昔根の治療した歯が再度炎症を起こし膿んでしまう根尖性歯周炎を起こすと、上顎洞に炎症が波及することがあります。

 

歯が原因で起こる上顎洞炎は1~3割程度と言われています。

こちらは原因となる歯があるため、その歯がある片側だけに症状がでることが特徴になります。

 

歯の痛みの原因が鼻であったり、歯が鼻の炎症を引き起こしたりと歯と副鼻腔は密接な関係があります。

歯を守ることが、歯以外の健康にもつながります。

特に一度大きなむし歯で根の治療をすると、根尖性歯周炎が再発してしまうこともあります。定期検診でむし歯の予防、初期段階でのむし歯治療をされると安心です。

 

 

 

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ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらからどうぞ
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なぜ歯を失ってしまうのか?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

みなさんのお口の中で、歯を失った場所はありますか?

抜歯の経験のある多くの方は、歯医者で抜歯の話があり「え?抜かないとだめですか?」と思ったのではないでしょうか?

予防歯科治療や抜歯をしない治療方針を重視し、抜歯は極力避けるようにしています。

しかし、その患歯(病気の原因となる歯)を抜かないと、他の歯まで悪くなってしまう場合などはやむを得ず抜歯をすることがあります。

なぜ歯を抜かないといけなくなったかを考えないと、次の歯を失うことになってしまいます。

 

歯を抜く原因の第一位は、歯周病です。

そして第二位は、むし歯です。

 

毎日歯磨きをしっかりしている!痛みもないから大丈夫!

歯磨きはすごく大事ですが、その認識が歯を失うことに繋がってしまいます。

 

歯を失う原因の第一位である歯周病は、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)と呼ばれています。

どういうことかといいますと、痛みがなく進行し自覚症状が出にくいということです。

知らない間に歯周病が進行しているのですが痛みも何もない。

家ではしっかり歯磨きをしているので問題ないと思ってしまい、自覚症状が出た時はすでに重度に歯周病になっており、抜歯を検討しないといけないということが多くあります。

 

8割近くの方が、「早くから健診を受けておけば…」と後悔しているというデータもあります。

https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20201206-055608.html

 

むし歯に関しても、「昔詰め物をしたところが取れたけど痛みがでなかったので、放置していました。最近ズキズキ痛みが出てきました。」という方も多くみえます。

仕事が忙しいとご自身の体のことが後回しになってしまいがちですが、むし歯は治療を待ってくれません。

痛みが出ていない間も進行してしまい、治療にかかる回数も増え、治療後の予後も悪くなってしまいます。

 

また歯と歯の間のむし歯は、レントゲンでしかわからないことも多く、歯科医院の健診にて見つかることも多くあります。

 

痛みなどの自覚症状がない場合も、定期的に歯科医院を受診してお口の中の健康を保ちましょう。

当院では、定期検診の際にブラッシング指導も行い、家での歯磨きで磨き残しになりむし歯のリスクの高い場所などもお伝えしております。

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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