睡眠中の歯ぎしり

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

みなさんは、睡眠中に歯ぎしりを指摘されたことはありますか?

睡眠中の歯ぎしりをしている方の割合は様々な報告がありますが、成人は10%程度、小児は10~20%という報告もあります。歯ぎしりは寝ている時にすることが多いため、他人から指摘されないとなかなか自覚することができません。その歯ぎしりがあると、お口周りに以下のような悪影響が起こってしまいます。

 

  • 歯ぎしりにより歯がすり減ってしまい、表面のエナメル質という組織が削れて中にある象牙質という組織が露出してしまいます。その結果、冷たい物が凍みやすくなります。
  • 顎の痛みや口を開ける際に顎の関節辺りからカクッと音がすることがあります。進行すると、食事などでお口が開ける際に顎が痛むため、大きく口を開けることができなくなります。
  • 歯ぎしりによる過度な力によって、詰め物や差し歯が外れやすくなります。

 

睡眠中の歯ぎしりの際に噛みしめる力は、起きている時の最大かみしめ時以上の筋の活動が記録されています。つまり、起きている時に比べ、より大きな力がかかっていると考えられます。

 

様々なトラブルを引き起こす睡眠中の歯ぎしりですが、その原因はなんでしょうか?原因は一つではなく、ストレス、遺伝、飲酒、喫煙、睡眠障害など様々なものが関係していると報告されています。

 

治療法としては、スプリント療法や薬物療法などがあります。

スプリント療法とは、夜間寝ている時に装着する顎の関節の治療用マウスピースになります。ナイトガードと言われることもあります。

歯科医院で歯の型を採ることで作成することができ、硬い素材のものや柔らかい素材のものがあります。一般的に上の歯に装着することが多く、非侵襲的な治療法として多くの患者さんに適用されることが多いです。

 

薬物療法とは、筋弛緩作用のある薬などで睡眠中の歯ぎしりを抑制していく治療法です。

 

自覚症状が出にくい睡眠中の歯ぎしり、長期間続くことでより悪影響が出てきてしまいます。人から歯ぎしりの音を指摘されたことがある方、歯のすり減り、顎の痛みを感じた方は一度歯科医院を受診されると安心です。

 

自覚症状がない歯ぎしり?

ストレスとブラキシズム(歯ぎしり)

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子どもの歯ぎしり かみ合わせに影響も

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、ウォーキングブリーチ、スリープスプリント、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、CAD/CAM冠、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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