ストレスとブラキシズム(歯ぎしり)

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

みなさん、ご自身で歯ぎしりや食いしばりの自覚はありますか?

多くの方はないとおっしゃると思います。

しかし、実際は10人に1人以上が歯ぎしりをしていると言われています。

歯ぎしりをしている方は意外と多い!?
https://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20200510-105027.html

歯ぎしり、食いしばりの原因の一つとして、ストレスがあると言われています。その関連性を、歯学部の学生190名について5年間追跡調査した文献があったためご紹介、要約させていただきます。

 

歯学部は6年制の大学で、学年があがるにつれて勉強、実習、国家試験へのストレスが増えてくると思われます。

そう考えると、学年があがるにつれて歯ぎしりや食いしばりが増えてくるのでは…と考えられます。質問票にて学生の食いしばりの自覚について質問をし、学年があがるとどのように変化していったかを調べた調査になります。

実際はどうだったのでしょうか?

 

歯学部1年生の食いしばり自覚の割合
14.2パーセント

歯学部4年生の食いしばり自覚の割合
20.5パーセント

歯学部6年生の食いしばり自覚の割合
32.1パーセント

歯ぎしりについても同様に、学年があがるにつれて自覚している割合が増えたそうです。

ストレスが歯ぎしり、食いしばりの増加に関与していることが示唆されているかと思います。しかしながら、学年が上がるにつれ調査対象の学生の知識も増えるため、より食いしばり、歯ぎしりを自覚してしまうことも考えられます。

そのため、この文献では質問票による調査では結論を出すのは難しいとしめくくられています。結局…というところですが、歯ぎしりについての治療法はありますので、気になる方は歯科医院にてチェック、治療をされると安心です。

 

 

<参考>歯学部学生におけるブラキシズムの自覚と顎機能障害の関係
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajps/3/4/3_4_353/_article/-char/ja/

 

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