「電動歯ブラシ」と「手用歯ブラシ」、結局どちらを使うべき?

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

「電動歯ブラシ」と「手用の歯ブラシ」のどちらがいいですか?よく聞かれる質問です。

結局のところ、どちらがいいのでしょうか?

 

考え方にもよりますが、結局のところ、歯ブラシを歯に当てれるか?ということです。

歯磨きをすれば、当然歯に歯ブラシがあたっていると思われると思います。しかし、歯磨きでの磨き残しは50%以上といわれています。

20~70歳男女100名の歯磨きに自信のある方の磨き残しをチェックした報告があります。(日本口腔衛生学会2015年発表)

「歯磨きに自信がある」方のみを対象にしているにも関わらず、なんと8割の方は歯全体の半分以上に磨き残しがありました。

 

電動歯ブラシは、汚れが簡単に落ちるイメージがあるかと思います。しかし、歯ブラシの毛先が汚れにあたらないと、汚れをとることはできません。

むし歯、歯周病予防のために、電動歯ブラシをいきなり購入するよりは、歯科医院にて歯ブラシの動かし方などの話を聞いていただけるといいかと思います。

また、電動歯ブラシの中にも色々種類があります。

回転式や、音波振動式などにより、歯ブラシ自体を動かす必要があるかなど様々な違いがあります。電動歯ブラシを使う場合は、この辺りの違いも理解して使う必要があります。

上手に使えば有効なものなので、歯科医院にて歯ブラシの使い方を学んでいただけるといいかと思います。

 

ちなみに私は、手用の歯ブラシを使っています。毛先が開いた時や、清潔を保つために簡単に交換できるためです。

また手用の方が歯ブラシの種類も多く、様々なメーカーのものを実際に使って試しています。

当院おすすめの歯ブラシは、DENT.EX Slimhead ll(デント イーエックス スリムヘッド ツー)という歯ブラシです。

http://www.ohta-dc.net/blog/yobou-shika/20180128-105327.html

 

 

歯磨きの磨き残しがない人の割合、あなたは?

【画像あり】オススメの歯ブラシ

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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唾液が減ると、歯周病になりやすい?

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

みなさんは唾液の量について考えたことはありますか?唾液が少ない、多いといった悩みで当院を受診される方もみえます。

唾液には、むし歯や歯周病を抑える効果があります。特に唾液が少なくなると、むし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。

 

中高年は唾液量が減っても気づかずに歯周病を進行させてしまう(該当記事は消えていることがあります)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190823-00000016-nkgendai-hlth

唾液は年齢とともに減少してしまいます。

分泌量が減ることなどで口腔内が乾燥し、歯周病菌が増えることなどでむし歯、歯周病のリスクが高くなってしまいます。

ちなみに唾液が多いと相談にみえる方もいますが、多い場合は問題になることは少ないです。お子様の場合も同様で、よだれがすごい出てと相談をうけることもあります。詳しく見てみないと一概には言えませんが、口の周りのかぶれの問題くらいで、基本的には経過をみていいかと思います。

 

口の乾燥が重度の場合は、舌のヒリヒリした感じなどが出て痛みを感じます。歯科医院を受診する一つのきっかけになるかと思います。

口の乾燥が軽度の場合は、自覚症状に乏しいです。しかし、むし歯、歯周病のリスクが高くなっており危険な状態です。

唾液の量の減少理由としては、加齢によって唾液腺(唾液がでてくる場所)の働きが弱くなることなどがあります。

また一時的な理由としては、緊張などによっても、唾液量も減少し、ねばついた唾液になります。

慢性的な唾液量の減少については、一度歯科医院を受診していただけると安心です。唾液腺のマッサージであったり、乾いたお口の中を保湿するマウスリンスの紹介やサンプル(数に限りがあります)をお渡ししたりします。

 

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つるの剛士式、必ず歯を磨かせる方法

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

タレントのつるの剛士さんが公開した「歯磨きを嫌がる子を必ず磨かせるメソッド」が話題になっています。

「全国の悩める父ちゃん母ちゃん必見! 歯磨きを嫌がるチビを必ず磨かせる方法」ということで、3歳になる歯磨きを嫌がる自身の子供に見事歯磨きをしています。

 

実際の動画が以下になります。

始めは歯磨きを嫌がっていたお子さんが、見事に歯磨きをしてもらっています。

インスタグラムのハッシュタグには「私はこれで歴代の5人ともやってきました」「毎日効きます」とあり、非常に効果があるようです。歯磨きを嫌がるお子さんはたくさんみえると思います。当院でも歯磨きの方法はお伝えしております。

乳歯は、歯の神経までの距離も近く、むし歯ができてしまった場合、永久歯に比べ神経の処置になる可能性が高くなってしまいます。

麻酔をした処置は、お子さんには辛いものがあり、歯医者=痛い、行きたくないとなってしまいます。

初期段階のむし歯では、麻酔も必要なく、痛みもありません。

また定期検診でのフッ素塗布であれば、歯をきれいにしてフッ素を塗るだけで終わります。そうすると、歯医者が嫌なところでなくなり、恐怖心もなくなります。

 

しらべぇ編集部によると、全国の男女1,359名を対象に「歯磨きの回数」を調査したところ、朝と就寝前が多いのだろうか「2回」が男女ともに半数近くを占めているとのことでした。

一方で、「0回」と答えた人も2.8%存在することもわかり、歯磨き嫌いは、子供だけではないということも判明しました。

 

むし歯、歯周病は、自然に治ることはありません。早めの治療、定期検診が安心です。

 

「つるの剛士、歯磨きを嫌がる子供 「必ず磨かせる方法」実践動画に称賛相次ぐ」より
https://this.kiji.is/498975973225497697?c=415067704470144097

 

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高血圧ガイドラインが改定

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

この度、日本高血圧学会が、「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」を発表しました。5年ぶりとなる今回の改定では、年配の方の基準がやや厳しくなりました。

そもそもみなさまは、ご自身の血圧をご存知でしょうか?なかなか測定する機会がなかったり、年一回の健康診断のみという方が多いのではないでしょうか?

 

高血圧は、歯周病との関連もわかっております。高血圧によって引き起こされる心筋梗塞、脳卒中などの循環器疾患のリスクは歯周病によって高くなってしまいます。

では、高血圧ガイドラインはどのように改定されたのでしょうか?通常の高血圧の基準は従来通りになります。

140/90mmHg(診察室内で計測した場合の血圧)

135/85mmHg(家庭内で計測した場合の血圧)

糖尿病の患者さん、慢性腎疾患(尿蛋白陽性)患者さんの降圧目標も従来通りで130/80mmHgとなります。

しかし、75歳以上の患者さんの目標値が従来のものよりも厳しくなりました。

140/90mmHgから130/80mmHgになり、より厳しくなり、血圧のコントロールの重要性が再認識されたということだと思われます。

歯科治療時には、麻酔を使うこともあるため血圧を意識しています。

血圧のお話をすると、別に問題ないから薬を飲んでいないという方もみえます。これは歯周病と同じで、高血圧もあまり大きな症状がないことが原因かもしれません。

歯周病も強い症状が出てきた場合は、進行しており抜歯になってしまうことがあります。高血圧もあまり進行してしまうと心筋梗塞、脳卒中などの循環器疾患を引き起こしてしまいます。

 

高血圧は糖尿病にも関連してきます。歯周病の治療は、循環器の疾患、糖尿病への治療にもなります。最近だと内科さんから、歯科医院へ通院するように言われたとおっしゃる患者さんも増えてきました。

よく言われる失ってからわかる、歯の有難さ、健康の有難さ。

体の健康には、普段から意識をしていきたいものです。

 

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歯周病により慢性閉塞性肺疾患リスク

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

最近のニュースで、「歯周病の進行によって、肺に炎症ができて呼吸がしづらくなる慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のリスク高くなる」、「夕食や就寝の時間が遅いとむし歯リスク高まる」というものがありました。

 

歯周病の進行によって、様々な病気のリスクが高くなることが知られています。

肥満 歯周病菌のよって脂肪細胞が増殖しやすくなる。

誤嚥性肺炎 お口の菌が肺に感染して起こりやすくなる。

糖尿病 歯周病菌がインスリンを阻害し、糖尿病が悪化しやすくなる。

感染性心内膜炎 菌が血流に乗り、心臓に感染する確率が増える。

骨粗鬆症 悪化し、抜歯のリスクが高くなる。

脳梗塞、心筋梗塞 歯周病のない方に比べ、3倍のリスクがある。

早産、低体重児の出産 歯周病のない方に比べ、7倍のリスクがある。

 

今回は誤嚥性肺炎とはまた別の肺の病気である慢性閉塞性肺疾患のリスクが高まるというものでした。九州大学の追跡調査でわかったとのことです。

慢性閉塞性肺疾患は、たばこの病気で知られていますが、歯周病の菌が肺に侵入し起こりやすくなってしまうとのことです。

 

もう一つは、「夕食や就寝の時間が遅いと虫歯リスク高まる」ということです。

北大などの研究チームが調査し立証されたとのことです。

夜更かし自体は推奨されるものではないのは、ご存知の通りだと思います。今回、乳歯のみが生えている2~7歳の子どもは、就寝や夕食の時間が遅かったり、夕食の時刻にばらつきがあると、通常よりもむし歯の数が多いと判明しました。

夜更かしが直接むし歯をふやすというより、生活習慣の問題があるかもしれません。

 

夕食時間がばらばらだったり、夜更かしをする生活だと、歯磨きをしっかりと行うことは難しい生活だと思います。

夜更かしはしたくてするものではありませんが、メリットはあまり聞いたことがありません。

お口、そして全身の健康のために、早寝、早起きを心掛けたいもです。

 

睡眠負債!睡眠時無呼吸症候群

 

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TV「モーニングショー」歯周病で認知症が悪化

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

テレビ番組のモーニングショーにて、歯周病と認知症についての関連性について放送がありました。同番組の歯周病と口臭については、こちらから。

 

 

 

2019年の1月に製薬会社コルテキシム研究チームが、慢性歯周病の原因細菌が作り出す毒素が、96パーセントのアルツハイマー病患者さんの脳で確認されたと発表しました。

今までアルツハイマー病にはヘルペスウイルスの関連が疑われていましたが、新たに歯周病菌の関与も指摘されています。

アルツハイマー病は、はっきりとした原因が解明されていません。しかし、歯周病とアルツハイマー病の関連性について調べているコロンビア大学の神経内科医ジェームズ・ノーブル氏は、「アルツハイマー病のリスクを軽減したいと考えるなら、とりあえずは歯磨きをすることです」とコメントしているとのことです。

 

同番組内で日本はお口の中後進国と言われていました。先進国でありながら、口の中の状態が悪い(むし歯や歯周病が多い、歯を失う方が多く、入れ歯をしている方が多い)とのことでした。

では、歯周病ケア先進国と日本との違いはなんでしょうか?

 

 

海外では、定期的な歯科検診を義務化している国もあります。歯周病は自覚がなくても、30歳で8割以上の方がかかってしまう病気です。義務化することで、お口の中の健康から全身の健康を守ろうという考え方です。

また歯が生えていない赤ちゃんの時から、授乳後に歯ブラシをお口の中に入れています。これは歯磨きの習慣をつけていくためのものです。

 

日本でも、マイナス一歳からの予防と言われ始めています。これは赤ちゃんが生まれる前から、親御さんのお口の中を健康にするという考え方です。

赤ちゃんのお口の中には、むし歯や歯周病の菌はいません。親御さんから垂直感染をして、受け継いでしまいます。そして、3歳頃までにお口の中の菌の量が決まると言われています。

つまり、まずその間特に力を入れて親御さんもお口の中を健康に保っていただけると、お子様のむし歯や歯肉炎、歯周病を減らすことができます。

 

TV「モーニングショー」歯周病、口臭

お子様のむし歯予防は何歳から?

 

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TV「モーニングショー」歯周病、口臭

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

テレビ番組のモーニングショーにて、歯周病が取り上げられていました。外国の方から日本人は口がクサイと思われていたり、認知症との関係についての放送でした。

 

日本人はお口の中に関しては後進国と言われています。

番組内では、日本に住む外国人100人へのアンケートがありました。

日本人の口臭についてガッカリしたが100人中68人、口臭のせいで日本人とキスしたくないが100人中43人という結果でした。

なぜ日本人の口はクサイと思われているのでしょうか?これは先ほどのお口の中に関して後進国のためです。外国の方からすると、日本人のお口のケアに対する関心の低さが不思議なようです。

みなさんは、歯周病という言葉はきいたことあると思います。

では、ご自身では歯周病でしょうか?多くの方は違うと思われると思います。

 

 

しかし歯周病は20代で約70パーセント、30~50代で約80パーセント、60代で約90パーセントの方がかかっています。

つまり多くの方が歯周病であり、そしてなかなか自覚がありません。歯周病は自覚症状が乏しいためです。

自覚症状がないと、歯科医院に行かず歯周病が進行してしまいます。

実際に、健診で来院された方に歯周病のお話をすると、かなりの方が驚かれます。むし歯の心配をされる方はたくさんいても、歯周病を心配されて来院される方は少ないです。

また番組内でも言っていましたが、よく予防という言葉を使いますが、すでに多くの方が歯周病なので、治療という言葉が正しいという意見もありました。

 

歯周病は、歯を抜かないといけない原因の第一位です。

歯周病を予防、治療していくことは、入れ歯を入らないようにするためにも非常に大切です。

入れ歯に関しても、若いうちに将来自分が…と思う方はなかなかみえないと思います。しかし歯周病の治療がないと歯周病の進行によって、将来入れ歯が入ってしまう可能性が高くなります。

早期治療が歯周病に対しては非常に有効です。

一度検診で来院していただき、ご自身のお口の中のチェック、歯周病についての説明を受けていただければと思います。

 

TV「ジョブチューン」お口の中の健康徹底チェック

 

TV「あさイチ」年とともに忍び寄る“歯”のトラブル

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講習会に行ってきました

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

本日、むし歯と歯周病についての講習会を受けてきました。

う蝕(エナメル質初期う蝕を含む)の重症化予防と継続管理、歯周病の重症化予防と継続管理(歯周病安定期治療の考え方を含む)です。

 

う蝕(エナメル質初期う蝕を含む)の重症化予防と継続管理では、簡単にいうと、今までのむし歯を削って治療の脱却、むし歯ができてこないようにし、仮に初期むし歯できてもフッ素等で予防処置をし進行しないようにするという考え方です。

この際のむし歯というのは、初期段階なので患者さんご自身で気が付く大きさや見た目ではありません。

その段階から予防をしてくことで、大きなむし歯治療、回数のかかる治療、銀歯、入れ歯などを防ぐことができます。

 

歯科医院でのフッ素は、歯磨き粉に入っているものと違い、濃度が高いため、より効果を期待できます。

また当院で扱っている歯磨き粉、チェックアップスタンダードもフッ素濃度1450ppmと、一番フッ素を含んでおります。

 

歯を削りたい人、抜いて入れ歯にしたい人はいないと思います。予防処置をするとそのようなことは減っていきます。

しかし、現在あるむし歯は放置して治ることは基本的にありません。後になれば、より大きなむし歯になり、より削る量が増え、より入れ歯に近づいてしまいます。

 

歯周病の重症化予防と継続管理(歯周病安定期治療の考え方を含む)についても近しい考え方です。

歯周病は再発しやすい疾患であり、治療終了後の再発防止を徹底していくことが大切です。

歯周病の完治というのはかなり難しいです。仮に完治しても再発し、症状がなく、再度進行していきます。

30歳で80パーセント以上の人が歯周病にかかっています

自分も歯周病にかかっているという考えをもち、治療、予防していくことが大事です。そして、再発防止のために継続的な治療をしていくことが、入れ歯が入らないようにするために重要です。

 

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TV「あさイチ」年とともに忍び寄る“歯”のトラブル

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

年とともに忍び寄る“歯”のトラブルということでTV番組の「あさイチ」でむし歯や歯周病についての放送がありました。

銀歯の中がむし歯になっていること、妊婦の歯周病リスクなどの放送でした。

 

銀歯の中がむし歯

多くの方が体験したことがあると思いますが、一度銀歯にてむし歯の治療した歯がまたむし歯になってしまう再治療。放送でもありましたが痛みもなく気づかぬうちにむし歯になっていることがあります。

金属は歯との段差ができてしまい、そこからむし歯になるリスクが高いです。

 

当院が主に使っている歯と金属をつける接着剤は「フッ素徐放性」があります。
フッ素はむし歯を予防する効果があります。他の接着剤に比べ、むし歯になりにくい接着剤ということです。

またそもそも歯との段差ができにくく、むし歯になりにくいセラミック治療もしております。

 

 

また金属は割れたり、穴が開いたりすることはなさそうですが、毎日食事をしていると割れたり穴が開くことがあります。そこから菌が入りむし歯になってしまうこともあります。

これも痛みがないことが多く、ご自身ではなかなか気が付かないところだと思いますので、一度検診をしていただけると安心かと思います。

 

妊婦、出産後の女性も要注意!歯周病

 

 

妊婦さんは歯周病のリスクが高くなります。また妊娠性エプーリスなどの病気のリスクも高くなります。

妊娠前に比べ、より歯周病治療が必要です。早産や低体重児が産まれやすくなるという報告もあります。

また産まれたお子さんには、親御さんのお口の中の菌が移ってしまいます(母子感染、垂直感染)

妊娠時、出産前からのむし歯治療、歯周病治療をオススメします。

 

妊娠時でも歯科治療は可能です。レントゲンは問題ありませんし、多くの場合も麻酔は可能です。ただ通院のしやすさも考え、やはり妊娠前からの治療をオススメします。

マイナス一歳からの予防歯科という言葉がありますが、ここらへんのことが由来になります。

 

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歯ぐき、歯肉からの出血を放置で…

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

歯ブラシをした時に、歯ぐき(歯肉)からの出血を経験されたことはありますか?
歯医者に来るきっかけの一つだと思います。

しかし痛みがそこまでないため、出血を放置してしまい、大きく腫れてから来院されることもあります。

2年前の番組なのですが、「その原因Xにあり」という番組で、歯ぐきからの出血について放送されていました。
歯茎からの出血を「歳をとれば誰でも起こること」と思い放っておくと大病につながることが!?という見出しでした。

 

以下は放送の大まかな内容です。

1、「歯茎からの出血
何気なく食べたリンゴについた歯茎からの出血があったものの、治療には行かなかった。
今まではむし歯治療で歯医者に通っていたが、最近は仕事が忙しいため、全く歯医者に行かなかった。。

2、「高熱
高熱が出て風邪を疑うも、激しい息切れと疲労感で内科へ…

診断結果は「感染性心内膜炎

感染性心内膜炎とは、心臓にある弁に細菌が感染し起こる病気です。
弁は血液の循環に関与しており、細菌感染で血液が送れなくなってしまいます。

感染性心内膜炎を起こした原因の菌は…「歯周病菌」でした。

という放送でした。

30代で8割の方が歯周病になっていると言われています。

歯周病菌からの感染性心内膜炎は、簡単に起こるものではありません。
しかし歯周病の方は、疲れや寝不足なども重なったりすると起こりうる可能性はあります。

当院でも、感染性心内膜炎をされ入院し、退院後に歯周病治療を始めた方がみえます。
むし歯もなく歯医者にあまり行かなかったため、ご自身が歯周病という事も知らなかったそうです。

実はこのようにご自身のお口の中の状態を知らない方はたくさん見えます。
30代では8割が歯周病、20代でも歯肉炎(歯周病の前段階)の方が多くみえます。

感染性心内膜炎が治り、市民病院さんから無事退院されて、これからは歯周病治療に真面目に通院しますとおしゃった方もみえました。
と同時に、痛み等がなくなり治療が中断してしまった方もみえます。

歯周病は痛みが出にくいため、なかなか通院に至らないことがあります。
しかし歯ぐきの出血は体が治療の必要性を訴えているサインです。

またご自身では歯石なんてないと思っている方でも、歯石や歯周病のもとになる汚れがついている方はたくさん見えます。

口腔内カメラで撮影すれば一目瞭然です。

歯石画像

黒い部分が歯石です。クリックで拡大します。

歯石の明示

出血のある方はもちろん、痛み等なくても歯医者にしばらく行っていない方は、一度診せて頂けると安心です。

 

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