TV「あさイチ」年とともに忍び寄る“歯”のトラブル

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

年とともに忍び寄る“歯”のトラブルということでTV番組の「あさイチ」でむし歯や歯周病についての放送がありました。

銀歯の中がむし歯になっていること、妊婦の歯周病リスクなどの放送でした。

 

銀歯の中がむし歯

多くの方が体験したことがあると思いますが、一度銀歯にてむし歯の治療した歯がまたむし歯になってしまう再治療。放送でもありましたが痛みもなく気づかぬうちにむし歯になっていることがあります。

金属は歯との段差ができてしまい、そこからむし歯になるリスクが高いです。

 

当院が主に使っている歯と金属をつける接着剤は「フッ素徐放性」があります。
フッ素はむし歯を予防する効果があります。他の接着剤に比べ、むし歯になりにくい接着剤ということです。

またそもそも歯との段差ができにくく、むし歯になりにくいセラミック治療もしております。

 

 

また金属は割れたり、穴が開いたりすることはなさそうですが、毎日食事をしていると割れたり穴が開くことがあります。そこから菌が入りむし歯になってしまうこともあります。

これも痛みがないことが多く、ご自身ではなかなか気が付かないところだと思いますので、一度検診をしていただけると安心かと思います。

 

妊婦、出産後の女性も要注意!歯周病

 

 

妊婦さんは歯周病のリスクが高くなります。また妊娠性エプーリスなどの病気のリスクも高くなります。

妊娠前に比べ、より歯周病治療が必要です。早産や低体重児が産まれやすくなるという報告もあります。

また産まれたお子さんには、親御さんのお口の中の菌が移ってしまいます(母子感染、垂直感染)

妊娠時、出産前からのむし歯治療、歯周病治療をオススメします。

 

妊娠時でも歯科治療は可能です。レントゲンは問題ありませんし、多くの場合も麻酔は可能です。ただ通院のしやすさも考え、やはり妊娠前からの治療をオススメします。

マイナス一歳からの予防歯科という言葉がありますが、ここらへんのことが由来になります。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

歯科口腔外科、小児歯科、予防歯科、マタニティ歯科

女医、女性歯科医師、バリアフリー、キッズスペース、完全個室、ファミリールーム完備

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お子様のむし歯予防は何歳から?

 

歯ぐき、歯肉からの出血を放置で…

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

歯ブラシをした時に、歯ぐき(歯肉)からの出血を経験されたことはありますか?
歯医者に来るきっかけの一つだと思います。

しかし痛みがそこまでないため、出血を放置してしまい、大きく腫れてから来院されることもあります。

2年前の番組なのですが、「その原因Xにあり」という番組で、歯ぐきからの出血について放送されていました。
歯茎からの出血を「歳をとれば誰でも起こること」と思い放っておくと大病につながることが!?という見出しでした。

 

以下は放送の大まかな内容です。

1、「歯茎からの出血
何気なく食べたリンゴについた歯茎からの出血があったものの、治療には行かなかった。
今まではむし歯治療で歯医者に通っていたが、最近は仕事が忙しいため、全く歯医者に行かなかった。。

2、「高熱
高熱が出て風邪を疑うも、激しい息切れと疲労感で内科へ…

診断結果は「感染性心内膜炎

感染性心内膜炎とは、心臓にある弁に細菌が感染し起こる病気です。
弁は血液の循環に関与しており、細菌感染で血液が送れなくなってしまいます。

感染性心内膜炎を起こした原因の菌は…「歯周病菌」でした。

という放送でした。

30代で8割の方が歯周病になっていると言われています。

歯周病菌からの感染性心内膜炎は、簡単に起こるものではありません。
しかし歯周病の方は、疲れや寝不足なども重なったりすると起こりうる可能性はあります。

当院でも、感染性心内膜炎をされ入院し、退院後に歯周病治療を始めた方がみえます。
むし歯もなく歯医者にあまり行かなかったため、ご自身が歯周病という事も知らなかったそうです。

実はこのようにご自身のお口の中の状態を知らない方はたくさん見えます。
30代では8割が歯周病、20代でも歯肉炎(歯周病の前段階)の方が多くみえます。

感染性心内膜炎が治り、市民病院さんから無事退院されて、これからは歯周病治療に真面目に通院しますとおしゃった方もみえました。
と同時に、痛み等がなくなり治療が中断してしまった方もみえます。

歯周病は痛みが出にくいため、なかなか通院に至らないことがあります。
しかし歯ぐきの出血は体が治療の必要性を訴えているサインです。

またご自身では歯石なんてないと思っている方でも、歯石や歯周病のもとになる汚れがついている方はたくさん見えます。

口腔内カメラで撮影すれば一目瞭然です。

歯石画像

黒い部分が歯石です。クリックで拡大します。

歯石の明示

出血のある方はもちろん、痛み等なくても歯医者にしばらく行っていない方は、一度診せて頂けると安心です。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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年末年始の診療について

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

年末年始の診療についてのご案内です。
2018年は、12月29日18時まで診療いたします。(27日、木曜日も通常通り診療いたします。)
2019年は、1月4日からは通常通りの診療になります。

 

2018年は、旧医院から移転した仮診療所での診療、そして現在の新しい医院への再移転と、非常に忙しく充実しておりました。

新しい医院になり、スタッフも増え、設備も一新することでよりよい診療を行うことができるようになりました。2019年からはさらにスタッフも増える予定です。

スタッフの協力もあり、無事新医院で診療を行えております。そんなスタッフへの感謝の気持ちも込めて、些細なものですが、クリスマスプレゼントを渡しました。

 

 

先日、医院にクリスマスの飾り付けをしたばかりの感じがしますが、もうクリスマスも終わろうとしており、非常に早く感じております。

完全個室のキッズスペース付きの診療室のおもちゃも、一部入れ替えを行いました。また、小学生のお子様も楽しめるように、新しいDVDも増やしました。

ビデオを見ている間に診療が終わっていたという状態になっていただけると思います。

小さなお子様をお連れの場合など、完全個室キッズスペース付きの診療室をご希望の場合は、ご予約の際にお申し付けください。

DVDについては、全診療台にありますので、ご安心ください。

またがんばって治療ができたお子様には、ガチャガチャをしていただいています。それを楽しみに来ていただいているお子様もたくさんいます。

 

歯科医院に慣れているお子様や、フッ素塗布を行い慣れたお子様には、歯面研磨(研磨剤とブラシでの歯の研磨)をさせていただきます。歯をピカピカにすることで舌触りが全然変わります。非常に気持ちがよく、喜んでいただけるお子様もたくさんいます。

治療ももちろんですが、乳歯の状態から歯科医院での定期的なフッ素塗布、歯面研磨を行うことでむし歯のリスクを大きく減らすことができます。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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8020よい歯の高齢者表彰式、2018年

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

先日、8020よい歯の高齢者表彰式に参加してきました。80歳で20本の歯を残しましょうという目標を達成された(今年80歳になる方)の表彰式です。

8020という言葉を聞いたことがある方は比較的多くみえるかと思います。80歳で20本、そもそも元は歯が何本あるかご存知でしょうか?

 

親知らずを入れない状態で、大人の歯は28本あります。

28中、20本残す…若い方の感覚からすると、意外と簡単そうに思えるかもしれません。

しかし、西濃地区で平成三年に80歳になった方で、8020を達成された方は9人しかみえませんでした。

大垣でなく、西濃地方での話です。達成がいかに難しいかわかっていただけると思います。

しかし、ここ数年は300人以上の方が達成されています。20年近くで皆さんの歯への意識が高まっている証拠だと思います。

抜けてしまった歯を戻すことはできません。歯を抜けないように、むし歯、歯周病の予防をしていくことが大事です。また失ってしまった歯を義歯(入れ歯)などで補うことにより、残っている歯をより長く使うことができます。

 

歯を抜きたくて、抜く方はみえません。歯周病が進行しグラグラで噛めなくなったり、大きなむし歯で穴が大きくなってしまった場合は、抜くしかなくなってしまいます。

 

歯を抜かず、長持ちさせるためには?

家でのセルフケア(歯磨き)だけでなく、歯科医院でのプロフェッショナルケア(歯石取り)が必要になってきます。

またセルフケアの家での歯磨き、磨き残しはありませんか?

20~70歳男女100名、歯磨きに自信のある方だけを集めて磨き残しをチェックした報告があります。(日本口腔衛生学会2015年発表)

歯磨きに自信のある方だけで検査をしているにも関わらず、歯の全体の半分以上に磨き残しがある方が、80パーセントもみえたという報告があります!

磨けていると判定される、磨き残しが20%以下の人は0人だったという結果です。

毎日行っている歯磨き、半分以上も磨き残しがあって当たり前、まずはこのことを認識して、そこから予防をしていかれると安心かと思います。

 

歯磨きの磨き残しがない人の割合、あなたは?

 

↓ 2017年の8020よい歯の高齢者表彰式の様子です。

8020よい歯の高齢者表彰式

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歯磨き時に歯が痛む!

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

ハロウィンが終わり、寒い季節になってきました。ハロウィン中はスタッフ力作のブラックボードが飾ってありました。

 

ひよこクラブに掲載していただけたことを紹介するポップも作ってくれました。

 

この寒い時期になると増える病気があります。知覚過敏、この病気で来院される患者さんが増えます。

 

むし歯ではないのに、冷たい水などの刺激で痛みを感じる辛い病気です。歯磨きの時に痛む、冬場の朝の洗面台でお水が冷たくて、ぬるま湯にしてから…という方も多いのではないでしょうか?

知覚過敏とは、本来歯ぐきに覆われている象牙質という弱い部分が露出し、そこに冷たい刺激がくると痛みを感じる病気です。刺激がないときは、まったく痛みがありません

原因は…歯周病による歯肉退縮、ブラッシング圧が強すぎるため歯肉を傷つけ歯肉退縮を起こしたり、歯ぎしり食いしばりが原因になることもあります。

基本的に歯肉が退縮してしみてしまいます。

歯肉退縮なんてしていないと思うけど…という方は是非当院にお越しください。

各診療台に口腔内カメラを設置してあります。口腔内カメラで撮影すると簡単に確認していただくことができます。見ていただくと、みなさまの想像以上に歯ぐきが下がっていることもあります。

口腔内カメラ

口腔内カメラの先端

 

 

 

 

 

 

歯ぐきが下がっており、象牙質が露出している状態です。

治療法

まず知覚過敏抑制剤による治療が一般的です。

歯を削ることなく、薬を塗布することで落ち着いてきます。毎日ぬるま湯でお口をゆすいでいる方は、まずこの薬を数回塗布していただけると、多くの場合改善してきます。

次に、詰め物による刺激の遮断です。

大きく歯ぐきが露出してしまっていたり、歯ブラシ圧が強すぎて歯が削れてしまっている場合には、そこに対して詰め物をします。そうすると冷たい刺激を遮断することができ、症状が改善します。

予防法

一度症状がなくなっても、また歯ぐきの退縮があると、知覚過敏の再発があります。歯周病治療と正しいブラッシング指導を受けていただけると安心です。

 

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小児歯科、予防歯科、よくある質問

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

先日の小児歯科、予防歯科についてよくある質問の続きになります。

 

子どもが2歳になりますが、歯磨きを嫌がります。どうしたらいいですか?

基本的に歯磨きは嫌がることが多くて当然と思っていただいて大丈夫です。

お子さんからすると、まだ歯磨きの必要性もわからないので、じっとしてお口の中にものが入る時間というのは、どうしてもいやな時間に感じてしまうかもしれません。

やさしく話しかけたり、楽しい歌を歌いながら笑顔でみがいてあげてください。親御さんも歯磨きをするところを見せてあげるといいかと思います。

またなるべく時間をかけず、効率よく行うことも大事です。長時間になるとお子さんにとっても大変な時間になってしまいます。またなるべく毎食後行うことで、小さなうちから習慣づけていくことも大切な目的の一つです。

大人のみがく力が強すぎて痛かったり、上唇小帯という上の前歯に張り出しているすじ状の部分に歯ブラシが当たると痛みを感じて嫌がることもあります。力加減に気をつける、歯肉に強く当てないなどにも気を付けてください。しっかりと上唇をめくり、上唇小帯(すじ)が見えるようにします。その後、すじをさけて一本ずつ小刻みに動かして磨くようにします。

 

すぐ歯ブラシをかんでしまい、毛先が広がってしまいます。どうしたらいいですか?

まずおこさまにかんでもらう用の歯ブラシと保護者用の仕上げ磨き用の歯ブラシの2本を用意してください。歯ブラシを咬んでしまう時期一時的なものなので、毛先が開いてしまったら交換しましょう。

歯磨き粉は使った方がいいですか?

0~3歳用の歯磨き粉などがあります。年齢に合わせたフッ素も入っているため使われると、むし歯予防になります。

まだうがいができない年齢でも、発泡量も少なくできているものなので問題ありません。

歯磨き中、歯磨き粉を飲み込んでしまいました。大丈夫ですか?

通常、使用する量であれば問題ありません。唾液が溜まると苦しいので、飲み込んでしまうことはありますが、問題はありません

歯磨き粉のチューブ自体はお子様の手の届かないところに置いておかれると安心です。

 

その他の質問は下のページからどうぞ

乳幼児の歯科検診に行ってきました。

 

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【画像あり】当院が「ひよこクラブ」に掲載されました!

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックが「ひよこクラブ」にて紹介されました!

 

ママも赤ちゃんもほっと心安らぐ
地元で評判のファミリークリニック

という企画にて紹介していただけました。(画像はクリックで大きくなります

掲載文

子育てママの”あったないいな”が満載

ベビーベッド・キッズルームを備えた、子連れママさんへの配慮が充実したクリニック。ストレスフリーなケアを心がけ、できるだけ削らず、刺激の少ない治療で子ども達の笑顔をしっかり守ってくれます。

治療をがんばったお子さんにはガチャガチャのご褒美も♪

PICK UP!

診察台とキッズスペースが併設されている完全個室の診療室をご用意。お子様のすぐそばで治療をうけることができます。

大垣市旭町3-1 Tel 0584-75-3200
9:00~13:00/14:30~19:00
休 木・日・祝(祝日のある木曜日も診療)
交 JR東海道本線「大垣駅」より車で7分 P10台
http://www.ohta-dc.net/

 

おおた歯科クリニックは、今年6月に医院完全建て替えを行いました。

その際に、建物としてはユニバーサルデザイン(バリアフリーのもうひとつ先の考え方)を重視しました。

お子様からご年配の方まで、すべての方に使いやすいように考えてあります。

ユニバーサルデザインを得意としている積水ハウスさんと協力し、細かいところまでデザインされた建物です。

手すりの角度一つまで考えてもらっています。(人間工学に基づいた角度、太さなどがあるようです。)

 

子育てをされている親御さんに対しては、大きく以下のようなことを考えてあります。

・待合室はもちろん、診療室に併設したキッズスペース
・駐車場から診療室までベビーカーでそのまま入れること
・大きな商業施設のように広くベビーベッドのある多目的トイレ
・お子様が大きな声を出しても気にならない完全個室

もちろん建物以外にも診療室内、治療方法などお子様、親御さんへの様々なことを考えてあります。

実際に私が父親として、子どもを病院に連れて行った経験を活かし、自分だったら…を考えてあります

是非お子様と一緒にお越しください。

 

【画像あり】Wao!Club掲載

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乳幼児の歯科検診に行ってきました。

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

園医をさせていただいている乳幼児保育所 つなぐ園さんで歯科検診をしてきました。

まだ小さなお子さんでむし歯はありませんでしたが、お母さん方から色々質問もありました。普段の診療でも親御さんから、よく質問をいただきます。頻度の多い質問を、私の子育て経験も踏まえ、ここでお答えしたいと思います。

 

哺乳ビンの卒業時期、卒乳はいつしたらいいですか

1歳半頃が卒乳の目安になります。

すると10か月頃にはコップを使って練習を始め、1歳過ぎにお子様ご自身でコップをもって飲めるようになることが目標です。

哺乳ビンは便利な反面、むし歯のリスクが高くなる面もあります。ジュースやイオン飲料など糖分の多い物や、夜間授乳をするとむし歯になりやすくなってしまいます。

離乳は大変かと思います。むし歯リスクなども考え適切な時期に行えると安心です。

歯磨きはいつからしたらいいですか?

乳歯が生え始めたら、歯磨きを始めましょう。

始めは清潔なガーゼでお口の中をきれいにしてあげてください。仰向けに寝かせて、ふれあいながら親御さんがお口の中を触る、お子さんは触られることの練習です。

嫌がると相談を受けるのですが、嫌がらないお子さんはほとんどいません。大変かと思いますが、お子さんの健康のために一緒にがんばりましょう!

慣れてきたら、子ども用のハブラシで簡単に磨いてあげてください。

大人のように長い時間をかける必要はありません。前歯の表側、唇の下は意外と磨き残しになりむし歯になりやすいので注意してください。

 

歯磨きは毎食後した方がいいですか?

歯を磨かなかったら、すぐむし歯というわけではありません。

お子さんの機嫌のいいとき、親御さんの時間のある時に歯磨き練習を始めましょう。習慣にすることが大事なので、基本的には毎食後行えるといいです。

大人もですが、寝る前の歯磨きは特に重要です。寝ている間は唾液の量が減少します。唾液が減少するとむし歯の菌が増えやすく、むし歯リスクが高くなってしまいます。寝る前の仕上げ磨きは行えるといいかと思います。

ただ寝てしまっている時もあります。毎日ではよくありませんが、小さいうちは寝ているところを無理に起こして…までは必要ないかと思います。

寝かしつけの大変さも経験しており、大変さはわかっているつもりです。

そんなときのためにフッ素塗布を行い、むし歯になりにくい歯にしておくと安心です。

 

定期的にフッ素塗布を行いましょう。

 

 

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大臼歯ファースト

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

大臼歯ファースト」という言葉を聞いたことがありますか?

大臼歯というのは、簡単にいうと大人の奥歯のことです。大臼歯ファーストというのは、噛み合わせに非常に重要な歯でありながら、むし歯や歯周病リスクの高い歯である大臼歯を守りましょうという考え方です。

6歳なのに永久歯(大人の歯)がむし歯に!?

お子さんのむし歯治療について、親御さんに説明していると、ほぼ必ず聞かれることがあります。

「乳歯のむし歯ですか?」

確かに乳歯の場合は、治療しても後からきれいな大人の歯が生えてきます。しかし6歳で萌出してくる大人の歯「第一大臼歯(前から6番目の歯)」が6,7歳でむし歯になっていることは珍しくありません。

歯ブラシが行き届かないと、生えたばかりの歯でもむし歯になってしまいます。奥になるため、磨き残しができ汚れが溜まりやすく、むし歯、歯周病になりやすいです。

歯科医院でのフッ素塗布、衛生士による歯磨き指導、親御さんの仕上げ磨きなどでむし歯を防ぐことができます。

奥歯は噛み合わせとして非常に重要です。

見た目の前歯ばかりが気になりますが、奥歯のかみ合わせがなかったり、悪かったりすると、その負担は前歯にきます。

奥歯を守ることは、前歯を守ることにもなります。

 

そして、12歳頃に生えてくる第二大臼歯(前から7本目の歯)は、さらにむし歯、歯周病のリスクが高いです。

他の歯に比べ、かなり後に生えてくるのに、それぞれ歯の平均寿命で見てみると一番短いです。

奥歯の守り方

当院では、むし歯や歯周病治療で通院中や定期検診の際など、磨き残しになっている部分の説明をしています。

汚れの状態の検査がありますが、その検査とレントゲンを合わせてみると、磨けていない部分と今まで治療した歯がほぼ同じになります。

一度治療した歯も、むし歯になり再度穴が開きます。

一度治療した歯も、歯周病で揺れて抜けてしまいます。

 

むし歯も歯周病も痛みがないことは半数以上です。一度定期検診でチェックをしてみてください。

治療で何度も歯科医院に通院し歯を削る…から、年に数回の定期検診でクリーニングのみになれると安心かと思います。

 

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受診してみませんか?メタボ歯科健診

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、大垣市のメタボ歯科健診の委託歯科医療機関(メタボ歯科)です。

歯周病とメタボリックシンドロームとの関係が注目され、平成20年5月から「大垣市メタボ歯科健康診査」が始まりました。

歯周病は多くの方が罹ってしまう病気でありながら、自覚症状が非常に乏しい病気です。普段、来院しにくい歯科医院に行くきっかけになればと思います。

 

・対象 : 大垣市内在住の40~74歳の人
・受診期間 : 5月1日~平成31年2月28日
・内容 : 口腔内検査、歯周病検査、口腔衛生指導

・電話予約のうえ、受診してください(予約制)
・受診料 : 300円、健診のお知らせのハガキをお持ちください

※ただし、次の方は無料になります。
(1)70歳以上の方
(2)65~69歳の身障手帳1~3級または療育手帳B1以上の方
(歯科医院にて手帳を提示して下さい)
(3)生活保護を受けている方や市民税非課税世帯の方
(各保健センターで無料券を発行していますので、
印鑑持参のうえ事前に無料券を受けてください)

※むし歯治療、歯周病治療(歯石除去など)は健康保険治療の適応になります。

 

 

歯周病は、歯を失う原因になるだけでなく全身に影響を及ぼすことがわかっています。歯周病があると、歯周病菌や炎症によって生じる物質などが血液中に運ばれ、さまざまな悪さをします。

菌が血流に乗り、心臓へ到達し悪さをすると狭心症・心筋梗塞、脳へ到達すると脳梗塞を起こす可能性があります。

また糖尿病を悪化させることが分かっており、内科さんで糖尿病治療として、歯科医院で歯周病治療をうけてくるように勧められて当院に来院される方も多くみえます。

メタボリックシンドロームと歯周病は同時に進行し、その結果、動脈硬化の進行が加速され、心筋梗塞等への危険性が高まります。歯周病の予防はメタボリックシンドロームの予防に大きくかかわってきますので、歯科医院での健診をお勧めします。

30歳代で80パーセント以上の方が歯周病といわれています。入れ歯が入るかもと思っている方は、少ないかと思います。

そのような方こそ、メタボ健診を受けていただきご自身のお口の中の状態を知っていただけたらと思います。

 

昔の自分に伝えるべき歯のこと

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