「歯が命」という言葉があります。
「歯周病は、歯を失う原因になる病気」
そうご存じの方は多いと思います。しかし近年、歯周病とお口の中だけでなく、全身の健康との関係についても研究が進められています。
2026年9月、福岡歯科大学の研究グループが、歯周病の原因菌による感染が、マウスの記憶や学習などの認知機能に影響を与える仕組みを明らかにしたと発表しました。
研究成果は、国際的な科学誌『Cell Reports』に掲載されています。
今回の研究で注目されたのは、歯周病による炎症と脳の免疫反応をつなぐ仕組みです。
ただし、これはマウスを用いた研究であり、人間の歯周病が認知症を引き起こすことや、歯周病の治療によって認知症を予防できることが証明されたわけではありません。
今回は、この最新研究の内容を分かりやすく解説するとともに、歯周病を予防するために日常生活でできることや、歯科医院で定期的にチェックを受ける大切さについて、大垣市旭町のおおた歯科クリニック院長、太田雅司がお伝えします。






