花粉症から歯の痛み!?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

花粉症の方は鼻水と目のかゆみで辛い時期かと思います。

その花粉症、蓄膿などから歯が痛く感じることがあります。なぜ、鼻の症状から歯が痛くなってしまうのでしょう?

原因は、副鼻腔の一つである、鼻の横の上顎洞(じょうがくどう)という骨の中の空洞です。

鼻づまりなどが原因で上顎洞炎を起こすことがあり、結果として歯が痛く感じることがあります。

この特徴として、場所は上顎洞に近い奥歯に痛みが出ることが多いです。また上顎洞は、その名の通り上顎にあります。そのため、下の歯の痛みの原因にあることはありません。

以前歯医者に検診にいったけどむし歯もないと言われた。でも昨日から上顎の歯が痛いし、鼻詰まりもある…という時は、上顎洞炎を疑ってもいいかもしれません。

検診時には鼻の炎症がなければ、レントゲンなどにも異常は写らないため、痛みがある場合は歯科医院を受診しましょう。

 

また、歯が原因で上顎洞炎を起こしてしまうこともあります。

上顎の奥歯(第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯あたり)が原因となることが多いです。

このあたりの歯の根は、上顎洞と近いことが多いです。

そのためむし歯が大きくなったり、昔根の治療した歯が再度炎症を起こし膿んでしまう根尖性歯周炎を起こすと、上顎洞に炎症が波及することがあります。

 

歯が原因で起こる上顎洞炎は1~3割程度と言われています。

こちらは原因となる歯があるため、その歯がある片側だけに症状がでることが特徴になります。

 

歯の痛みの原因が鼻であったり、歯が鼻の炎症を引き起こしたりと歯と副鼻腔は密接な関係があります。

歯を守ることが、歯以外の健康にもつながります。

特に一度大きなむし歯で根の治療をすると、根尖性歯周炎が再発してしまうこともあります。定期検診でむし歯の予防、初期段階でのむし歯治療をされると安心です。

 

 

 

上記の内容は記事を執筆当時のものになります。

治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。

ご理解のほどよろしくお願い致します。

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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