
「最近の子どもの虫歯、増えている?減っている?」 学校の歯科検診の結果が届くと、お子さんのお口の状態が気になりますよね。
こんにちは!大垣市旭町のおおた歯科クリニック院長、太田雅司です。今回は、文部科学省が発表した最新の**「2025年度 学校保健統計調査」**の結果をもとに、今の子どもたちの歯の健康状態について分かりやすく解説します。
「学校保健統計調査」とは、全国の学校健診データをもとに子どもの発育や健康を把握する大切な調査です。これを見ると、今どきのお子さんが抱えるお口のトラブルの傾向が見えてきます。

1. はじめに:2025年度「学校保健統計調査」の結果から
文部科学省が先日発表した最新の調査結果によると、子どもたちの「虫歯」に関する状況に大きな変化がありました。なんと、幼稚園から高校生までのすべての年代で、虫歯がある子どもの割合が過去最小を更新したのです!
日頃から検診や歯磨き指導を行っている私たちにとっても、非常に喜ばしいニュースです。今回はこの結果を詳しく解説するとともに、現場で感じる課題や、あわせて発表された「視力の問題」についても触れていきたいと思います。
2. 【年代別】虫歯の割合がここまで減った!
調査結果(全国の5歳〜17歳、約314万人対象)を見ると、数値は着実に改善しています。
-
幼稚園: 19.44%(昨年 20.74%)
-
小学校: 30.83%(昨年 32.89%)
-
中学校: 25.23%(昨年 26.50%)
-
高校生: 32.77%(昨年 34.70%)
どの世代も過去最小を記録しており、文部科学省は「学校での歯磨き指導の徹底」や「各家庭の健康意識の高まり」が要因だと分析しています。
3. 現場で感じる「二極化」:深刻な健康格差の実態
統計上は「過去最小」という華やかな数字が出ていますが、私たち現場の歯科医師が日々痛感しているのは、「お口の健康格差(二極化)」が深刻になっているという実態です。
予防意識が高く、定期検診を欠かさないご家庭では、お口の中が非常にきれいで「虫歯ゼロ」が当たり前になっています。しかしその一方で、適切なケアが届いていないお子さんの場合、一人で何本も深い虫歯を抱えていたり、乳歯のうちから神経を取る「抜髄(ばつずい)」処置が必要になったりするケースも、実はまだまだたくさんあるのです。
「乳歯はどうせ生え変わるから」と油断してしまうのは禁物です。乳歯の虫歯を放置することは、その後に生えてくる永久歯の質や、将来の歯並びにまで悪影響を及ぼすことがあります。
4. 要注意!改善されない「子どもの視力低下」
一方で、同じ調査で懸念されているのが「視力の低下」です。 裸眼視力が1.0未満の子の割合は、高校生では71.51%に達しており、依然として深刻な状況が続いています。
ワンポイントアドバイス: 「お口の健康は良くなっていますが、スマホやタブレットの普及により、目は酷使され続けています。実は『噛むこと』は脳に刺激を与え、全身の血流を良くすると言われており、間接的に健康全般を支えています。一つの数値に一喜一憂せず、トータルで子どもの成長を見守ることが大切ですね。」
5. まとめ:お口のケアは「未来の笑顔」への投資
虫歯が減っている今、次に目指すべきは「一生自分の歯で過ごすための基礎作り」です。 もし、お仕事や家事で忙しく、日々のケアが難しいと感じているなら、ぜひ私たちを頼ってください。歯科医院は、単に歯を削る場所ではなく、親御さんと一緒にお子さんの将来を守るパートナーでありたいと思っています。
学校の検診結果で「異常なし」だった子も、この機会にぜひ一度、プロのクリーニングとチェックを受けに来てくださいね!
+
上記の内容は記事を執筆当時のものになります。
治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
大垣市で家族みんなが安心して通える歯医者「おおた歯科クリニック」当院では、むし歯・歯周病の治療から、小児歯科、歯科口腔外科まで幅広く対応しています。最新の設備と、患者様の心に寄り添った丁寧な診療を心がけております。
o 女性歯科医師在籍: 歯科恐怖症の方やお子様も安心してご相談いただけます。o 充実の設備: 完全個室・ファミリールーム完備。ベビーカーや車椅子でも安心の完全バリアフリー設計です。
o 幅広い診療メニュー: > 一般歯科(むし歯治療・歯周病治療)、小児歯科、歯科口腔外科、審美歯科治療(セラミック・ホワイトニング)、予防歯科治療、入れ歯、顎関節症、睡眠時無呼吸症候群、スポーツマウスガードなど
📍 アクセス・お問い合わせ 岐阜県大垣市旭町3丁目1(駐車場10台完備)
📞 0584-75-3200(急患の方はお電話ください)
✅ [Webでのご予約はこちら]
