親と乳幼児との食器共有は〇?×?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

親子の食器共有は、むし歯菌をうつしてしまうので避けるようにという話を聞いたことはありますか?

今回はそのことについて、一般社団法人日本口腔衛生学会が意見を述べていたためご紹介させていただきます。

 

一般社団法人日本口腔衛生学会HPの意見・回答より引用

食器の共有をしないことでう蝕予防できるということの科学的根拠は必ずしも強いものではありません。

中略

親から子どもに口腔細菌が伝播したとしても、砂糖の摂取を控え、親が毎日仕上げみがきを行って歯垢を除去し、またフッ化物を利用することでう蝕を予防することができます。特に、フッ化物の利用は多くの論文でう蝕予防効果が確認されている方法です。

https://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/statement/file/statement_20230901.pdf

 

食器の共有は、あまり気にしなくてもいいという意見です。

当院でも以前からこのようなことをよく質問され同様の回答をしておりました。

 

食器の共有を避けるということを毎日気を付ける労力に対して、むし歯を予防できるという科学的根拠が強くはありません。

そこに神経質になっていまうよりかは、より効果を期待できるフッ素塗布などを行った方が効率がいいかと思いますとお話しておりました。

 

フッ素は多くの論文でむし歯予防の効果があると確認されています。

是非フッ素塗布を行い、むし歯を予防しましょう。

 

今回の投稿は、食器の共有を避けていることを否定するものではありません。

今続けられているのであれば、そちらも続けながらフッ素塗布などもされるとよりよいかと思います。

 

診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科

治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド

女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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