歯の金属の詰め物と掌蹠膿疱症

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)、小児歯科治療などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気をご存知でしょうか?

手のひらや足の裏に小さなみずぶくれが何度もできてしまう病気です。

その掌蹠膿疱症の原因として、歯の金属のつめものや被せ物、歯周炎、根尖病巣などがあります。

そのため、直接歯科医院を受診される患者さんより、皮膚科から紹介されて来院される方もみえます。

銀歯イラスト

 

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

 

手のひらや足の裏にうみを持つ小さなみずぶくれが何度もできてしまう。

かゆみをともなうことも多いです。

爪の変形、凹み、浮き上がりなどの症状もでることがあります。

直接触れても、他人へ感染することはありません。

日本ではおよそ13万人の患者さんがおり、中年に多いといわれています。

男女比は1:2といわれています。

掌蹠膿疱症の患者さんの15~45パーセントの方に、骨の痛みが出る掌蹠膿疱症性骨関節炎という合併症が起きることが報告されています。

 

原因、悪化因子

原因は解明されてないことも多いですが、悪化因子は以下のおもになります。

 

金属アレルギー

歯科治療で使う金属との関連が指摘されています。

金属の除去、金属以外の代替材料への置き換えが必要です。

また近年は金属の除去だけでなく、次に記載する歯周病などの治療も必要と指摘されています。

 

歯周病

病巣感染といい、症状のない慢性の炎症が原因になり、体の別の部分に悪さをひきおこすことがあります。

掌蹠膿疱症は、無症状の歯周病や歯の根の先にできる根尖病巣が原因になると考えられています。

 

喫煙

禁煙により掌蹠膿疱症の症状が改善されることもあるため、悪化因子と考えられます。

 

手足の掌蹠膿疱症で悩んでいる方は、一度歯科医院の受診をおすすめします。

 

一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科、むしば治療、むし歯予防、知覚過敏、歯周病治療、歯周病予防、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー)、親知らず、顎関節治療、睡眠時無呼吸治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ検診、ホワイトニング、スポーツマウスガード、セラミック

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