熱中症予防のスポーツドリンクやお茶の注意

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

一時の暑さが終わりってきましたが、お子さんと公園で遊んだり外出する際だけでなく、最近では室内でも寝中傷対策が必要です。

熱中症対策でよく聞くスポーツドリンクやお茶、想像しやすいむし歯以外にもそれぞれに注意点があるのでお話させていただきます。

 

スポーツドリンクは、塩分、糖分、ミネラルを含んでおります。

汗はほとんどが水分ですが、ナトリウムやマグネシウム、カルシウムのようなミネラルも含まれており、体外へ放出されてしまいます。

スポーツドリンクはそれらを補うために、非常に有効な飲み物です。

 

しかしソフトドリンクケトーシス(ペットボトル症候群)と呼ばれる病気があります。

簡単に言うと代謝異常で急性の糖尿病に近い状態です。

スポーツドリンクの過剰摂取で、多量に糖分を取り込んでしまいその処理が体の中でうまく出来なくなってしまいます。

すると体に蓄えられた筋肉や脂肪がエネルギーとしてたくさん使われてしまいます。脂肪が分解された際に、ケトン体という毒性のある物質が発生し、体がたるく感じたり吐き気やめまいなどを起こします。ひどい場合には意識を失ってしまうこともあります。

スポーツドリンクの多量の摂取はもちろんむし歯にもつながってしまいます。特に寝る前に、夜中も暑いから歯磨きしたけどスポーツドリンクを…という生活は、むし歯を作ってしまうのでやめましょう。

習慣的になってしまうと、年齢が上がってから自分で制御するということはなかなか難しいです。お子さんが小さい時から、スポーツドリンクの過剰摂取にならないように気を付けましょう。

熱中症対策に非常に有効な飲み物なので、正しく摂取をするように心がけましょう。

 

お茶に関しては、基本的に糖分を含んでいないのでむし歯のリスクは心配ありません。

ただ紅茶にミルクや砂糖を入れてしまっては、むし歯のリスクが高くなってしまうので注意が必要です。

お茶に含まれるカフェインによる利尿作用で、逆に脱水症状になるという話もありますが、近年では否定されることも多いようです。

小さなお子さんの場合はカフェインによる睡眠の質の低下の心配があります。またお茶による着色もつきやすくなります。

こちらの着色は歯ブラシではとれないことが多いので、歯科医院でのお掃除で簡単にきれいになります。気になる場合は、一度受診されるといいかと思います。

 

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