8020よい歯の高齢者表彰式、2018年

イラスト

こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

先日、8020よい歯の高齢者表彰式に参加してきました。80歳で20本の歯を残しましょうという目標を達成された(今年80歳になる方)の表彰式です。

8020という言葉を聞いたことがある方は比較的多くみえるかと思います。80歳で20本、そもそも元は歯が何本あるかご存知でしょうか?

 

親知らずを入れない状態で、大人の歯は28本あります。

28中、20本残す…若い方の感覚からすると、意外と簡単そうに思えるかもしれません。

しかし、西濃地区で平成三年に80歳になった方で、8020を達成された方は9人しかみえませんでした。

大垣でなく、西濃地方での話です。達成がいかに難しいかわかっていただけると思います。

しかし、ここ数年は300人以上の方が達成されています。20年近くで皆さんの歯への意識が高まっている証拠だと思います。

抜けてしまった歯を戻すことはできません。歯を抜けないように、むし歯、歯周病の予防をしていくことが大事です。また失ってしまった歯を義歯(入れ歯)などで補うことにより、残っている歯をより長く使うことができます。

 

歯を抜きたくて、抜く方はみえません。歯周病が進行しグラグラで噛めなくなったり、大きなむし歯で穴が大きくなってしまった場合は、抜くしかなくなってしまいます。

 

歯を抜かず、長持ちさせるためには?

家でのセルフケア(歯磨き)だけでなく、歯科医院でのプロフェッショナルケア(歯石取り)が必要になってきます。

またセルフケアの家での歯磨き、磨き残しはありませんか?

20~70歳男女100名、歯磨きに自信のある方だけを集めて磨き残しをチェックした報告があります。(日本口腔衛生学会2015年発表)

歯磨きに自信のある方だけで検査をしているにも関わらず、歯の全体の半分以上に磨き残しがある方が、80パーセントもみえたという報告があります!

磨けていると判定される、磨き残しが20%以下の人は0人だったという結果です。

毎日行っている歯磨き、半分以上も磨き残しがあって当たり前、まずはこのことを認識して、そこから予防をしていかれると安心かと思います。

 

歯磨きの磨き残しがない人の割合、あなたは?

 

↓ 2017年の8020よい歯の高齢者表彰式の様子です。

8020よい歯の高齢者表彰式

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

小児歯科、予防歯科、マタニティ歯科

女医、バリアフリー、キッズスペース、完全個室あり

 

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらからどうぞ