歯磨きの磨き残しがない人の割合、あなたは?

毎日歯磨きしてるよ、1日3回5分磨いているよという方に、特に読んでいただきたいです。

むし歯を作らないために、そして一度治した歯を守るために、むし歯と歯周病の原因になる汚れ、むし歯菌と歯周病菌の除去が必要です。

もちろんわかっているし、もう十分歯磨きをしているよと思われた方…要注意です!
磨き残しの割合

 

20~70歳男女100名の歯磨きに自信のある方の磨き残しをチェックした報告があります。(日本口腔衛生学会2015年発表)

「歯磨きに自信がある」方のみを対象にしているにも関わらず、なんと8割の方は歯全体の半分以上に磨き残しがありました。

磨けている基準となる「歯全体の汚れ、磨き残しが20%以下」の方は0人!
ちなみに、歯磨きに特別自信のない方との検査結果に大きな違いは認められなかったとのことです。

歯磨きの方法を習うことは、大人になってからは少ないです。
歯磨きの癖がみなさんそれぞれあり、磨けていない部分がでてきてしまいます。
それが毎日時間をかけて歯磨きをしても、磨き残しが出てきてしまう原因になります。

毎日歯磨きしても、同じところがずっと磨き残しになり、むし歯や歯周病が進行してきます。

正しいブラッシング方法を衛生士に聞いていただけると幸いです。

またフロス(糸ようじ)や歯間ブラシも非常に有用です。
これらのサイズや使い方を間違えると、効果が減ってしまったり、歯肉を傷つけることになってしまいます。
こちらについても、詳しく説明させていただきますので、わからないこと等あればご質問ください。

次に、定期検診を受けるということです。

定期検診でむし歯を小さいうちに治療するということ、そしてむし歯が出来てこないように汚れの除去をすると安心です。
歯ブラシですべての汚れを除去というのが理想ですが、現実的ではありません。
みなさまのホームケア(歯磨き)歯科医院でのプロフェッショナルケア(歯石除去、PMTC)によりむし歯や歯周病を防ぐことができます。

PMTC

次は、汚れの付きにくい環境にするということです。

金属やプラスチックの詰め物は、歯との段差ができ汚れが溜まりやすくなります。
セラミックの詰め物は、歯との段差ができにくく汚れが付きにくい性質と相まって、境からのむし歯のリスクは非常に低いです。

また定期検診と重複してしまう部分もありますが、PMTCを行うということです。
歯の表面をピカピカに磨くと汚れが付きにくくなります。
掃除もツルっときれいな洗面台はきれいにしやすいと思います。
細かい傷がある洗面台では、汚れが入り込み掃除がしにくいかと思います。
PMTCを行い、歯をピカピカにすると舌触りもよく、すっきりした!気持ちいい!と言っていただけ好評です。

定期検診や汚れを残さない歯磨きなど、なかなか慣れるまでは大変かと思います。
しかし、むし歯ができ、通院し歯を削り治す、そこがまたむし歯になってしまい金属の被せになってしまうということを考えると負担は少ないかと思います。
まずは一度ご来院していただき、ご自身のお口の中を知っていただけると安心かと思います。

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

 

大垣市 太田歯科クリニック
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