カテゴリー: 歯の豆知識

こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯（入れ歯）、小児歯科治療などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

少し前にTwitterにて、歯が抜けてしまった場合の対処法が話題になっておりました。

外傷で歯が抜けてしまったら…考えただけでもぞっとしますが、実際に起こったらどうしたらいいのでしょうか？

 

一番ありがちな間違いとしては、水道水で洗ってしまうことです。

話題になったツイートでも言われておりましたが、これは間違いです。転んで砂まみれだったりすると気が動転していることもあり、洗いたくなると思います。

しかし、歯の周りにある歯根膜という組織を洗い流してしまったり傷つける可能性もあるため、水で洗わない方がいいです。

 

ではどうしたらいいのでしょうか？

歯の保存液を使うというのが一番の対応です。

歯の保存液　ティースキーパーネオ
https://www.neo-dental.com/ip/prdct/tsfrm.htm

しかし、一般のご家庭にはないと思います。小学校などでは、保健室に常備してあることがあります。

 

ではどうしたらいいのでしょうか？多くのご家庭にある牛乳で対応できます！

牛乳にひたしておくことで歯根膜を保存することができます。

そしてすぐに歯科医院を受診しましょう！（他に大きな外傷がある場合は別です

 

歯根膜は乾燥に弱いため、ティッシュにくるむというのは対応としてはよくありません。

 

さらに牛乳もない！変える場所もないし、直接歯科医院を受診する場合はどうすればいいのでしょうか？

 

抜けた歯を口の中で保存するという方法もあります。

しかしこの方法は誤って飲み込んでしまうこともあるため、年齢などを考慮する必要もあります。

また、歯列の外側に抜けた歯を入れると抜けにくいです。残っている歯と頬の間に抜けた歯を保管するということです。

 

以前このブログでもとりあげたのですが、頭の片隅にこの情報を記憶しておいてください。抜けた歯を再植できる可能性が高くなります。

あなた自身、またはあなたの周りで役立つ時がくるかもしれません。

 

 

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