乳幼児の歯科検診に行ってきました。

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

園医をさせていただいている乳幼児保育所 つなぐ園さんで歯科検診をしてきました。

まだ小さなお子さんでむし歯はありませんでしたが、お母さん方から色々質問もありました。普段の診療でも親御さんから、よく質問をいただきます。頻度の多い質問を、私の子育て経験も踏まえ、ここでお答えしたいと思います。

 

哺乳ビンの卒業時期、卒乳はいつしたらいいですか

1歳半頃が卒乳の目安になります。

すると10か月頃にはコップを使って練習を始め、1歳過ぎにお子様ご自身でコップをもって飲めるようになることが目標です。

哺乳ビンは便利な反面、むし歯のリスクが高くなる面もあります。ジュースやイオン飲料など糖分の多い物や、夜間授乳をするとむし歯になりやすくなってしまいます。

離乳は大変かと思います。むし歯リスクなども考え適切な時期に行えると安心です。

歯磨きはいつからしたらいいですか?

乳歯が生え始めたら、歯磨きを始めましょう。

始めは清潔なガーゼでお口の中をきれいにしてあげてください。仰向けに寝かせて、ふれあいながら親御さんがお口の中を触る、お子さんは触られることの練習です。

嫌がると相談を受けるのですが、嫌がらないお子さんはほとんどいません。大変かと思いますが、お子さんの健康のために一緒にがんばりましょう!

慣れてきたら、子ども用のハブラシで簡単に磨いてあげてください。

大人のように長い時間をかける必要はありません。前歯の表側、唇の下は意外と磨き残しになりむし歯になりやすいので注意してください。

 

歯磨きは毎食後した方がいいですか?

歯を磨かなかったら、すぐむし歯というわけではありません。

お子さんの機嫌のいいとき、親御さんの時間のある時に歯磨き練習を始めましょう。習慣にすることが大事なので、基本的には毎食後行えるといいです。

大人もですが、寝る前の歯磨きは特に重要です。寝ている間は唾液の量が減少します。唾液が減少するとむし歯の菌が増えやすく、むし歯リスクが高くなってしまいます。寝る前の仕上げ磨きは行えるといいかと思います。

ただ寝てしまっている時もあります。毎日ではよくありませんが、小さいうちは寝ているところを無理に起こして…までは必要ないかと思います。

寝かしつけの大変さも経験しており、大変さはわかっているつもりです。

そんなときのためにフッ素塗布を行い、むし歯になりにくい歯にしておくと安心です。

 

定期的にフッ素塗布を行いましょう。

 

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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