糖尿病と歯周病の関係

イラスト

こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

糖尿病と歯周病との関連について、改めてお話ししたいと思います。

米国の大規模な調査で、糖尿病患者は非糖尿病患者に比べて、歯周病発症率が2.6倍高いということがわかっています。

新型コロナウイルスにより、全身的疾患への考え方がかわってきており、より健康への意識が高まっています。

第3回米国民栄養調査では、糖尿病の程度を表すHbA1cが9.0%以上で2.9倍になると結果が出ております。

HbA1cが高いと歯周病の悪化だけでなく、その他の歯科治療への影響も出てしまいます。

日本糖尿病学会の糖尿病治療ガイドラインでは4.6~6.2%となっています。

 

 

なぜ糖尿病が歯周病を悪化させてしまうのでしょうか?

口の中の乾燥

口の中が乾燥してしまうと、唾液による自浄作用が低下してしまいます。

唾液の自浄作用は非常に効果があります。高血糖だと脱水傾向になり、この大切な唾液が減って、口の中が乾燥してしまいます。

そのため、自浄作用が低下し、歯周病を悪化させてしまいます。

 

細菌に対する抵抗力が弱まる

高血糖により細菌による抵抗力が弱まってしまいます。そのため口の中にいる歯周病菌による歯周組織の破壊が進んでしまいます。

 

ブドウ糖とタンパク質の結びつき

血中の過剰なブドウ糖がタンパク質と結び付いてAGEs(最終糖化産物)という物質を作り出します。これが歯周組織の性質を機能的に変化させてしまいます。

 

歯周病は、認知症、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高くなることが知られています。

様々な悪影響がある歯周病。糖尿病の治療も、歯周病治療へのアプローチの一つです。

歯みがきをしていれば歯周病にならないのでしょうか?

そんなことはありません。

 

1日3回磨いている、時間をかけている、今までむし歯になったことがない、高い電動歯ブラシを使っている

これらは歯周病になっていない根拠にはなりません。歯周病は人類が一番かかっている病気としてギネスに載っています。

参考リンク むし歯!?歯周病!?毎日歯みがきしてるのに…

 

歯周病は痛みがなく進行していきます。現代社会で入れ歯がなくならない大きな理由です。

歯が抜ける原因の一番である歯周病を防ぐために、歯科医院へ一度受診されると安心です。

 

参考 血糖コントロールが悪い糖尿病患者は歯周病発症率が2.6倍高い【進化する糖尿病治療法】
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa0e52fbae13aa1d5136cadea84a3648457bd40e

 

大垣市の歯医者さん おおた歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらからどうぞ
Instagram