歯の悩み、第一位は?原因、解決法は?

イラストこんにちは。大垣市の歯医者さん、太田歯科クリニックの太田雅司です。

今日は、歯の悩みについてです。
みなさんは歯について悩みはありますか?
歯の悩み第一位解決法を紹介させていただきます。

 

歯の悩み第一位は、歯の間にモノが挟まるです!
(日本歯科医師会調べ)

43%、半分近く占める多くの方が悩んでいます。

歯と歯と間に食べ物が挟まってしまうという悩みは非常によく聞きます。

なぜ物が挟まってしまうのでしょう?
様々な理由がありますので、それぞれについて説明をしていきたいと思います。

歯に物が挟まる

・歯ぐきがやせてきた

一番に思いつく理由かと思います。
歯ぐきがやせてくると、歯の根元にスペースができて、物がはさまりやすくなります。
また歯ぐきがやせることによって、歯が揺れてきます。
揺れて動くことによって、歯と歯の間に物が挟まってしまいます。

いわゆる歯周病が原因なので、歯周病治療を行うことで解決します。

・詰め物のきつさが緩い

歯と歯は、隣同士が適度な力で、適度な面積接触することで物がつまりにくくなります。
このどちらかが狂ってしまうと、物が挟まりやすくなってしまいます。
それぞれの歯は、どこで接触するかが決まっています。
詰め物や被せ物をする際には、それを意識して装着していきます。
また隣りの歯との隙間も決まっています。
具体的には、50μm(マイクロメートル)のきつさです。
1mmを1000に割り、その50個分です。(1000分の50mm)
これが100μm(マイクロメートル)になると、はさまりやすくなってしまいます。

昔した詰めものや被せ物の間に物が挟まりやすい場合は、一度歯医者でチェックしてみてください。
やり直すことで、毎日のストレスから解放されることがあります。

・むし歯がある

むし歯があると、穴があいているため、そこに食べ物が挟まってしまいます。
むし歯は、自然には絶対に治らないので、早期のむし歯治療をおススメします。

・抜けたままの歯がある

抜けたままの歯があると、その前後の歯、噛み合わせの歯が傾いたり、伸びたりしてしまいます。
「詰め物のきつさが緩い」の項目でも説明させていただきましたが、歯と歯は適度な面積ときつさで接触していないといけません。
抜けたままの歯があると、これがくずれてしまうため、食べ物が挟まりやすくなってしまいます。

ブリッジ、義歯など様々な治療法で解決できます。
放置してしまうと、歯の傾きなどが大きくなり、治療回数や費用がよりかかってしまいます。
一度歯医者で相談していただけると安心です。

第二位の悩みである歯の色については、ホワイトニングで解決できます。

ホワイトニング

第三位の口臭については、こちらのページを参考にしてみてください。

口臭の種類、原因、対策

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

 

大垣市 太田歯科クリニック
0584-75-3200
webでのご予約はこちらから

 

健康保険適応!小児予防矯正

矯正治療というと、保険がきかなくてすごく費用がかかってしまう…と思われているかもしれません。
しかし2016年から、クラウンループ、バンドループという保隙装置(予防矯正)が保険適応になりました。

クラウンループ

乳歯が大きなむし歯になり、歯の頭がなくなってしまった!そんな場合に活躍するのがクラウンループ、バンドループです。
乳歯がなくなってしまった場所に装置を入れることによって、大人の歯が生えてくるスペースを保ちます。

どういう装置なの?

乳歯を失った場所をそのままにしておくと、そこに生える予定の永久歯が生えるスペ-スがなくなってしまいます。
失った乳歯のとなりの歯にクラウン(かぶせ)、バンドを装着し、そこから棒を出しスペースを保つ装置です。
装着期間は短く、確保していたスペースに大人の歯が生えてきたら、装置ははずします。

乳歯が大きなむし歯になってしまいました。

クラウンループ治療前

このままでは、次に生えてくる永久歯のスペースがなくなってしまいます。

クラウンループを装着します。(当院治療例)

クラウンループ治療後

装置を入れ、隣りの歯へスペースを確保すつための棒をだしてスペースを確保します。
異物感が大きそうですが、すべての歯に装着する装置ではないので、すぐに慣れていただける事が多いです。

装置を使わず、そのままにしておくと?

失った歯の後ろの歯が、抜けたスペースに倒れ込んできます。

(赤い歯が乳歯です。ここがなくなると左の歯が倒れてきます。

乳歯脱落

そのため、本来ならば永久歯が生えるためにあったスペースがなくなってしまい、永久歯が生えることができなくなってしまいます。
すると生える事のできなかった永久歯は、斜めになり一部が顎の骨の中にうまったままになってしまうことが多いです。

 

近心傾斜

その状態になってから矯正をしようと思うと、期間も費用(保険がきかなくなります)も増えてしまいます。
また全部の歯にワイヤーをつける矯正治療になる可能性が高いです。

クラウンループ、バンドループという保隙装置により、歯並びが崩れることを防止できます。
また元々スペースが足らず本格的な矯正治療が必要になった場合も、保隙装置を使っていると期間や費用が少なく済みます。

注意事項

保隙装置という特性
この装置を使う事によって、ずれている歯並びがきれいになるというわけではありません。
乳歯を失ったことが原因の歯並びをずれを防ぐ装置であり、すでにずれている歯並びを治す装置ではありません。

定期的なチェックが必要
装置でスペースをとっている場所に、大人の歯が生えてきたら装置をはずす必要があります。
生えてきた大人の歯の邪魔になってしまうためです。

歯磨きに力を入れましょう
装置がつくことにより歯磨きがしにくくなってしまいます。
元の原因が大きなむし歯で歯を失ってしまったことです、つまり歯磨きがいきとどいていなかった場所という事にです。
せっかく装置を入れて治療をするので、歯磨き指導を受けたり、むし歯チェックをしましょう。

 

乳歯が大きな虫歯になってしまった場合は、そのままにしておくと将来矯正治療で治す際に費用と期間がかかってしまいます。
早い段階で対応すれば、短期間の保険治療で済みます。
その後は予防処置をしていけば、大人の歯になった時にきれいな歯を揃えることができます。

むし歯や歯周病もそうですが、後になればなるほど治療は大変に、期間も長くなることが多いです。
気になったことがあれば、なんでもご相談下さい。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

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ホワイトニング

ホワイトニングは歯を白くする方法として知られています。
歯医者さんで行うオフィスホワイトニング、お家で行っていただくホームホワイトニングにわかれます。
ホワイトニングに興味があり、色々調べている方はご存知かと思います。

 

当院で一か月デュアルホワイトニングをした方の犬歯(糸切り歯)のホワイトニング前後の色の違いです。

左側がホワイトニング前、右側がホワイトニング後です。

歯肉の色を見ていただけるとわかるかと思いますが、同じ条件で写真を撮影しています。

 

当院はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングを行っております。
より確実に、短期間で歯を白くすることができます。

 

歯科医院で行うホワイトニングは、主に過酸化水素などの薬剤を使用します。医療行為のため、国家資格が必要となります。
これに二酸化チタンの様な光触媒や、粘性を持たせる薬剤などを混ぜて歯に塗布し、LEDの光を照射します。

歯科医師のような国家資格がないとホワイトニングこのような安全で効果のある薬剤が使えません。
またホワイトニングという名称であっても、歯を白くするわけでなく、歯の表面を研磨剤で磨き着色を取るだけのこともあります。
歯科医院では、研磨剤での着色除去は保険治療でできます。

歯科医院での歯を白くするホワイトニングと、他の場所での着色除去だけのホワイトニングの違いはここにあります。

ホワイトニング前後

 

当院の歯科医師は全員ICDIデュアルホワイトニングシステムの講習を修了しております。

またホワイトニングをされる方には、ホワイトニング用の歯磨き粉も販売しております。
市販の歯磨き粉は9割以上のものにフッ素が含まれており、ホワイトニング最中はホワイトニングの効果低下のためオススメしておりません。

ホワイトニングに関してよくある質問

どれくらい白くなるの?
個人差がありますが、ほとんどの方が歯が白くなったことを実感していただけると思います。
以下も当院でホワイトニングをされた方の写真です。

ホワイトニング前後

期間はどれくらいかかります?
およそ1か月が基準です。
1、2週間で白くなっていることを実感していただけると思います。

オフィスホワイトニングは大変ですか?
LEDによるホワイトニング用照射器を使用するため、発熱を抑えながらも強力な光を照射することができます。
従来は毎回30分以上もお口を開け続ける必要のあったホワイトニングが、この照射器によりわずか7分で終了します。
大きくお口を開ける必要もないため、患者様の負担は少ないかと思います。

ホワイトニングLED照射機

保険はききますか?
ホワイトニングは自費治療になり、保険がききません。
通常20歯を白くします。仮に全ての歯を補綴による審美治療(被せ物により白くする)で行ったとすると、治療期間、苦痛、費用などを考えれば、とても経済的な治療方法です。

ホワイトニングの効果はどれくらい持続しますか?
デュアルホワイトニングの場合は、一般的に3~5年効果が持続します。
数年後にホワイトニング前の色に戻ることはありませんが、生活スタイルや加齢現象により若干あと戻り(治療前の歯の色に近づく)があります。
しかし、後戻りを感じた際にタッチアップ(数回のホームホワイトニング)をすることでホワイトニング後の白さが戻ります。

昔の抗生物質により歯が黒いのですが、白くなりますか?
薬剤による変色の部位によります。
部位によっては白くなります。歯の色で悩まれている場合はぜひご相談ください。

ホワイトニングトレー

白く健康な歯は、自分に自信がつき笑顔が増えます。
また笑った時のきれいな歯は、第一印象を良くします。

興味のある方は気軽にご相談ください。
また当院HPのホワイトニング紹介ページも参考にしてください。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

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