歯周病と新型コロナウイルス感染症について

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

10月14日に日本歯科医師会は、オンライン配信で「感染症とオーラルケア」というテーマで「歯と口の健康シンポジウム2020」を行いました。

その中で歯周病の方は、新型コロナウイルス感染症にかかりやすい可能性があるという話がありました。

 

歯周病治療が、様々なウイルス感染の予防になることは以前から言われておりました。

歯周ポケットもウイルスが入ってくる場所になるということが論文で発表されています。歯周病が進行している方は歯周ポケットが深いため感染リスクが上がってしまいます。

歯ブラシだけでは汚れを落とし切ることはできません。毎日1日3回の歯磨きをしていても、磨き残しなどから歯石ができてきます。

歯石は歯磨きでとることができず、歯科医院でのプロフェッショナルケア(スケーリング)が必要になってきます。

 

 

歯石がたまってくると、歯ぐきが下がり歯を支える顎の骨である歯槽骨がなくなっていきます。

この際、ほとんど痛みなどの症状がありません。そのため歯周病はサイレントディジーズ(Silent Disease 静かなる病気)と言われています。

急性の炎症での痛みや歯の動揺による痛みなど、自覚症状が出てきた際にはすでに歯周病が進行している状態になります

 

つまり歯周ポケットが深くなり、新型コロナウイルスの感染リスクが上がっている状態になります。

歯周病の症状がない場合でも、歯科医院での歯石除去をしばらくしていない方は歯周ポケットが深くなっている可能性が非常に高いです。

 

歯周病に限らず病気全般に言えることですが、予防処置が大事になります。またすでに歯周病になってしまっている場合も、早期の治療が重要になってきます。

歯石除去、歯周病のチェックなどを最近されていない方は、一度歯科医院の受診をお勧めします。

 

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女医、女性歯科医師、バリアフリー、キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり

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