人間の歯は、何kgの圧に耐えれるのか?

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)、小児歯科治療などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。

少し変わった海外の動画を見つけたので、ご紹介させていただきます。

油圧プレス機で人間の歯に圧をかけて、何kgまで耐えることができるかとういう動画です。

歯が粉々になるまで圧をかけるというなんとも恐ろしい動画ですが、何kgまで耐えることができるのでしょうか?

 

実際の動画が↓になります。

 

300kg近くまで耐え、600kgで粉々に粉砕していました。

歯の形状や圧のかけかたにもよりますし、もちろんお口の中で300kgの圧に耐えるわけではありません。

 

では、普段は歯にどれくらいの圧が歯にかかっているのでしょうか?

一般的に言われているのは、食いしばった時は自身の体重程度の圧がかかっていると言われています。

食事の際はその半分程度の圧がかかっています。

 

下記は、テーマパーク8020からの引用です。

健康な成人男性( 20 - 30 歳) 42 名を対象に、かみしめ時に奥歯(下顎第一大臼歯)にかかる力(咬合力)を測定した研究によると、最小では 27.5kg 、最大では 100kg もの値を記録し、その平均は 59kg でした。

その後、前歯や犬歯の咬合力も測定されています。 20 歳代の成人男性 150 名の右側前歯、犬歯および奥歯の咬合力はそれぞれ 15.66kg 、 27.74kg 、 66.90kg と記録されています。

これらのデータからも、歯を食いしばった時には、自分自身の体重に匹敵するくらい大きな力が奥歯にかかっていることが分かります。

ちなみに普段の食事の際に奥歯にかかっている力(咀嚼力)は最大咬合力の 2 分の 1 から 4 分の 1 と小さく、およそ 10 - 20kg 程度であるとされています。

引用:https://www.jda.or.jp/park/relation/sport_05.html#16

 

骨よりも固く非常に頑丈な歯ですが、その歯を溶かしてしまうむし菌であるミュータンス菌の恐ろしさがわかります。

 

何度も何度も数十キロの力がかかり、唾液で常に濡れている環境でがんばってくれている歯や詰め物、かぶせもの。

やはり手入れをしないとだめになってしまいます。

 

手入れもおうちでの歯ブラシなどのホームケアだけでなく、超音波スケーラーでの歯石除去など歯科医院でのプロフェッショナルケアが必要です。

食事で毎日がんばっていてくれる歯は、非常に過酷な環境にさらされています。

手入れをして長持ちさせていきましょう。

 

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