こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。
おおた歯科クリニックは、むし歯、歯周病、義歯(入れ歯)などの治療はもちろん、予防的治療、審美的治療などにも力を入れています。
カナダのブレント・チャップマンさんが、自身の歯を目に移植するという珍しい手術をしました。
言葉で聞いてもなかなか理解できない手術ですが、無事成功して、視力を回復したとのことです。
歯根部利用人工角膜手術という手術で、1960年代にこの手術が行われ出してからまだ世界でも数百例しか行われていないそうです。
患者自身の歯を根元から抜歯し、その歯にレンズを組み合わせて、目に移植させるという手術になります。
チャップマンさんは13歳のとき、薬やウイルスへの過剰な免疫反応によっておこるスティーブンス・ジョンソン症候群を発症しました。その際に左目の視力を失い右目の角膜も損傷しました。
角膜移植を何度も行うも、あまり効果はなかったそうで、今回の歯根部利用人工角膜手術を行いました。
日本では、近畿大学医学部の眼科のみで行われている手術のようです。(2020年
ザ!世界仰天ニュースでも、日本で歯を目に移植した方の紹介があります。
光を取り戻した未来の手術
https://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180731_02.html
引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その手術は、まずコンタクトレンズに使う有機ガラスをネジのような形のレンズにする。
そしてこのレンズを固定するために使うのが…患者自身の「歯」。
歯茎ごと抜いた「犬歯」を5ミリの板状に削り、中央部にドリルで穴をあけ、
人工レンズを固定する。
出来上がった土台のついたレンズは、いったん眼の下の筋肉に移植。
これは「犬歯」とレンズに新しい肉の組織を形成させるため。
およそ3か月、この状態でなじませる。
また、この手術は両目に行うと左右の焦点が合わなくなるため、片方の目にしか行われない。
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歯を失った場所に健康な親知らずを移植する手術も稀ですが、犬歯を目に移植する手術は非常に稀です。
万が一の際に、健康な歯がなかった…という事態は防げるように、普段から歯科医院を受診しておくと安心です。
上記の内容は記事を執筆当時のものになります。
治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
診療科目 一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科
治療内容 むしば治療、むし歯予防、根管治療、知覚過敏、口臭治療、口臭予防、歯槽膿漏治療、歯周病治療、歯周病予防、歯周外科治療、義歯(金属床、ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー、マグネットデンチャー)、親知らず、顎関節症治療、いびき治療、睡眠時無呼吸症候群治療、歯ぎしり治療、審美的治療、マタニティ歯科検診、口腔機能低下症、ホワイトニング、ウォーキングブリーチ、スリープスプリント、スポーツマウスガード、ダイレクトボンディング、セラミックインレー、セラミッククラウン、オールセラミッククラウン、CAD/CAM冠、ラミネートベニア、イーマックス、e-max、ジルコニア、ジルコボンド、メタルボンド
女医、女性歯科医師在籍、バリアフリー、待合室キッズスペース、完全個室あり、ファミリールーム(キッズスペース付き診療室)あり
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