こんにちは。大垣市のおおた歯科クリニック院長、歯科医師の太田雅司です。
歯は通常、歯ぐきから生えてきます。しかし、ごくまれに、本来とは異なる場所に歯が形成されることがあります。
2026年、インドの16歳の少年の左目の上に、完全に形成された犬歯が見つかり、手術で摘出された症例が医学誌『Ophthalmology』に報告されました。
このように、歯が本来とは異なる場所に存在する状態は「異所性歯(いしょせいし)」と呼ばれます。
目の周りに歯が見つかるのは非常に珍しいことですが、歯が正常な位置に生えてこないことや、顎の骨の中に埋まったままになっていることは、日常の歯科診療でも注意したい問題です。
今回は、この珍しい海外症例をきっかけに、異所性歯と埋伏歯の違い、子どもの歯の生え変わりで気をつけたいサイン、歯科医院で確認できることについて解説します。





