
こんにちは。岐阜県大垣市のおおた歯科クリニック院長、歯科医師の太田雅司です。
「最近、食事中によくむせるようになった」
「お茶や水でせき込むことが増えた」
そんな変化を「年のせい」と見過ごしていませんか?
実はその“むせる・せき込む”という症状は、
お口の機能低下=オーラルフレイルのサインかもしれません。
今回は、日本歯科医師会の啓発コンテンツでも紹介されている「誤嚥(ごえん)」と「嚥下(えんげ)」の仕組みについて、歯科医師の視点からわかりやすく解説します。

こんな症状はありませんか?(セルフチェック)
次のような症状がある方は注意が必要です。
・食事中によくむせる
・飲み物でせき込むことが増えた
・食べ物が飲み込みにくい
・口の中に食べ物が残る感じがある
・滑舌が悪くなった(パ・タ・カが言いにくい)
1つでも当てはまる場合は、オーラルフレイルの初期サインの可能性があります。
「せき」に隠されたお口のSOS
ひとことに「せき」と言っても、風邪やアレルギーなど原因はさまざまです。
しかし、食事や飲み物、唾液を飲み込むときにせきが出る場合は注意が必要です。
私たちは普段、無意識に「嚥下(えんげ=飲み込み)」を行っています。
この嚥下には、舌や喉、頬など多くの筋肉が関わっています。
これらの筋肉が衰えてくると、食べ物や水分をうまく食道へ送ることができず、誤って気管に入ってしまうことがあります。
これが「誤嚥(ごえん)」です。
誤嚥が起こるとどうなる?
誤嚥が続くと、食べ物や細菌が気管から肺へ入り込み、
「誤嚥性肺炎」を引き起こすリスクが高まります。
特に高齢者では、誤嚥性肺炎は命に関わることもあるため、
早い段階での気づきと対策がとても重要です。
オーラルフレイルは早期なら改善できます
オーラルフレイルの大きな特徴は、
早期であれば回復できる可能性が高いという点です。
「むせる」「飲み込みにくい」といった軽い違和感の段階で対策を始めることで、
お口の機能を維持・改善することができます。
おおた歯科クリニックからのアドバイス
当院では、むし歯や歯周病の治療だけでなく、
お口の機能低下(オーラルフレイル)のチェックにも力を入れています。
・飲み込みの状態チェック
・お口の筋肉の評価
・パタカラ体操などのトレーニング指導
など、一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。
まとめ
「痛みがないから大丈夫」ではなく、
「むせる・せき込む」といった小さなサインに気づくことが大切です。
症状が進んでからでは改善に時間がかかることもあります。
違和感のある段階でのチェックが、健康を守る第一歩です。
「最近むせることが増えた」と感じた方は、
お気軽におおた歯科クリニックまでご相談ください。
また口腔機能低下症については下記の記事も参考にしてください。
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上記の内容は記事を執筆当時のものになります。
治療法、治療材料、治療費など変更になっている場合があります。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
大垣市で家族みんなが安心して通える歯医者「おおた歯科クリニック」
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