残っている歯の本数で医療費に差が出る!?

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

歯の本数で医療費に差が出る」というのはご存じでしょうか?

歯科医療が充実し、お口の中の健康が保たれる(抜いた歯が少なく、残っている歯が多い)と総医療費が少なくなるというということがわかっています。

 

実際にどれくらいの差があるのでしょうか?

歯が多く残っている方ほど、年間の総医療費は少なくなります。

残っている歯が0~4本の方は、20本以上ある方と比べて、年間の医療費が18万円おおくかかっているという統計があります。(残存歯数・歯周炎の程度と医科診療費との関連、香川県調べ)

 

総医療費

残っている歯が0~4本の方   54万円/年
残っている歯が20本以上の方  36万円/年

総医療費は1.5倍かかっていることになります。

なぜそんなにも違ってくるかというと…

歯の本数が減ると食事も変わります。また噛み合わせの変化で脳への刺激も減り、認知症のリスクもあがったりということが考えられます。また歯周病は、様々な病気に悪影響があります。糖尿病を悪化させたり、心疾患や脳血管疾患が起きるリスクが高くなります。

糖尿病の医療費は1.4倍

残っている歯が0~4本の方   31万円/年
残っている歯が20本以上の方  21万円/年

重度の歯周病の方       27万円/年
歯ぐきが健康な方       20万円/年

 

虚血性心疾患医療費は2.3倍

重度の歯周病の方       36万円/年
歯ぐきが健康な方       15万円/年

 

脳血管疾患医療費は2.3倍

残っている歯が0~4本の方   38万円/年
残っている歯が20本以上の方  17万円/年

 

歯の本数の違いや歯周病の悪影響として、全身の病気のリスクが何倍というデータは多いですが、医療費という観点から見たものはそんなに多くないかと思います。

歯の健康を守ることは全身の健康を守ることにつながり、ご自身の医療費の減少にもつながります。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療技術の研鑽はもちろん、治療内容と治療方針の説明にも力を入れております。

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