むせなくなって滑舌も良くなる!パタカラ体操

こんにちは、大垣市の歯医者さん、太田歯科クリニックの太田雅司です。

先日、主治医が見つかる診療所という番組で、口の衰えについて放送されていました。
今回は40代から衰えるといわれている「口」を元気に保つ方法をご紹介します。
紹介されていた中で、私達も使うパタカラ体操など紹介したいと思います。

パタカラ

口を鍛えると、むせや滑舌の低下を防ぐことができます。
食事の後のお口の中に食渣が残りにくいので、むし歯や歯周病の予防にもなります。
またテレビの中では、顔のたるみやシワの予防、小顔効果なども期待できるという話でした。

こちらの記事が、きらッコノートさんの利用者さんや介護士さんの健康維持に役立つ情報まとめという記事にて紹介されました。

 

いくつか、飲み込む(嚥下)力の測定方法の紹介がありましたが、自宅できる簡単なものをピックアップしたいと思います。

30秒間で唾液を何回飲み込むことができるか数えるテストです。
手を喉仏に当てて唾液を飲み込みます、その際に喉仏が動く回数を数えます。
30秒間で3回以上ならば問題ありません。

この検査は、歯科医院でも使う方法です。
3回以下の方は、飲み込む(嚥下)力の低下がみられます。
食べ物が食道でなく気管に入っておこる誤嚥性肺炎などのリスクが高まってしまいます。
日本人の死亡原因、第三位が肺炎です。
その中でも高齢者の誤嚥性肺炎が大半を占めます。
歯科医院にて歯周病(歯槽膿漏)のケアをされると安心です。

飲み込む(嚥下)力、肺炎には舌が大きく関与しております。

舌の意外な働き

舌の働きというと、味を感じるということを一番に思い浮かべると思います。
しかし、それ以外にも大切な働きがあります。

発音
言葉を発する時、歯と舌を使っていろいろな音を作ります。
「サ」「ラ」など舌を大きく使う音になります。
実際に発音してみてください。
舌が特殊な動きをしているのが、わかるかと思います。

食べ物の移動
舌を使い、歯で食べ物を噛めるように移動させています。

 

飲み込む(嚥下)力、舌、滑舌を鍛える方法もテレビで紹介されていました。

えん下おでこ体操
おでこと手の平で15秒程押し合う→喉の筋肉が鍛えられ、むせにくくなる
浜松市リハビリテーション病院の先生が考えた方法だそうです。

滑舌を良くする「パタカラ体操」

パタカラ
・「パタカラ」とできるだけ早く発声する。
・ひと息で言える分を1セットとし、朝と夜に3セットずつ行うとよい。

有名なトレーニング方法です。
パタカラという名前の器具もあるくらいです。

 

むし歯や歯周病だけでなく、お口の中の健康を保つことで、全身の健康につながります。
気になる方は、一度行ってみて下さい。

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

大垣市の歯医者 太田歯科クリニック
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