MTFセミナー参加

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こんにちは。大垣市の歯医者さん、おおた歯科クリニック院長の太田雅司です。

木曜日の休診日にスタッフでセミナーに参加してきました。口腔筋機能療法(MTF)についてのセミナーでした。新しい医院になり大変な中、さらに休みにも関わらず、セミナーで勉強してくれるスタッフには感謝しています。

 

 

大垣歯科医師会主催のセミナーで参加人数も非常に多かったです。

セミナー参加後は懇親会もあり、他の医院さんのお話も聞くことができ、非常に参考になりました。

口腔筋機能療法(MTF)とは?

舌、口回り、口唇などの筋肉を鍛え、正しい歯並び、嚥下や発音を促す治療法です。筋肉を鍛え??と思われるかもしれません。

イメージしやすいのは、テレビを見ている時などに口をぽかーんと開けている子供などです。正しい鼻呼吸でなく、口呼吸になっています。

口呼吸は、口腔内の乾燥日おるむし歯と歯周病の進行、のどの乾燥により風邪罹患率の上昇などがあります。また冷たい空気が脳に近い鼻腔を通らないため、脳が冷やされず、集中力と学力が低下するとも言われています。

MFTで力を抜いている状態でも、しっかり口が閉じれるようになると、歯並びや呼吸法も改善します。

患者さん自身のトレーニングによる部分も多く、歯科医院に数回通っておしまいというものと違い、なかなか大変な治療です。

 

以前お話させていただたいた「パタカラ体操」もMTFの一種です。

他に有名なものとしては「あいうべ」体操があります。

 

むせなくなって滑舌も良くなる!パタカラ体操

嚥下(飲み込むこと)も、MTFが関連してきます。正しい飲み込み方があります。正しい嚥下ができていないと、食べ物を飲み込むときに、うなずくような動きをしないと飲み込めなかったりします。

人間の体はとても複雑で、非常によくできております。

嚥下は1秒間に以下の動きを意識せずともしております。

軟口蓋が挙上して鼻腔と咽頭の間を塞ぐ(口と鼻のつながりを塞ぐ)
舌骨・喉頭が挙上し、食塊が咽頭を通過する
喉頭蓋が下方に反転し、気管の入口を塞ぐ
一時的に呼吸が停止する(喉頭前庭・声門閉鎖)
咽頭が収縮し、食道入口部が開大する(輪状咽頭筋の弛緩)

これげうまくいかなかった時が、むせてしまう時です。

ご年配の方は、筋力低下によりむせたりが多くなります。また誤嚥性肺炎による死亡も多数おきてしまいます。

お悩みの方はご相談ください。

 

みなさまの歯と健康を守る為、納得の治療を受けていただく為、治療内容、方針の説明に力を入れております。

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